2024年12月期決算短信の要約
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応用地質株式会社の2024年12月期連結業績は、売上高740億8,500万円(前期比12.9%増)、営業利益43億8,000万円(同54.1%増)と大幅な増収増益を達成しました。防災・インフラ事業や環境・エネルギー事業が好調に推移し、国際事業も米国子会社の大型案件進捗により業績に貢献しています。自己資本比率72.8%と財務基盤も安定しており、今後の持続的成長が期待されます。
主な事業セグメント
応用地質株式会社の主な事業セグメントは、防災・インフラ事業、環境・エネルギー事業、国際事業の3つです。防災・インフラ事業は自然災害対策や社会インフラ整備支援、環境・エネルギー事業は環境保全や資源・エネルギー開発支援、国際事業は海外でのインフラ整備や防災、資源開発関連サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2024年12月期の連結業績は、売上高が740億8,500万円(前期比12.9%増)、営業利益が43億8,000万円(同54.1%増)、経常利益が53億1,600万円(同47.9%増)と大幅な増収増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は40億1,000万円(同0.1%増)とほぼ横ばいでした。 防災・インフラ事業や環境・エネルギー事業が好調に推移し、国際事業も米国子会社の大型案件進捗により増収増益となりました。特に環境・エネルギー事業では、洋上風力発電関連業務や災害廃棄物関連業務が安定的に推移し、売上高が前期比19.4%増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比6.1%増の1,068億3,700万円となりました。流動資産は2.6%増の764億6,600万円、固定資産は16.1%増の303億7,000万円となっています。負債合計は9.8%増の280億7,800万円、純資産合計は4.9%増の787億5,800万円となりました。自己資本比率は72.8%と高い水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは13億500万円の収入(前期比50.0%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは26億6,200万円の支出(前期は5億9,800万円の収入)、財務活動によるキャッシュ・フローは52億8,600万円の支出(前期は19億6,100万円の収入)となりました。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比33.7%減の124億1,400万円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想は、売上高750億円(前期比1.2%増)、営業利益45億円(同2.7%増)、経常利益51億円(同4.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益33億円(同17.7%減)を見込んでいます。増収を予想する一方で、利益面では経常利益と当期純利益の減少を見込んでいます。
株主還元
2024年12月期の配当金総額は20億5,100万円、1株当たり年間配当金は86円(中間29円、期末57円)となりました。2025年12月期の配当予想は1株当たり年間86円(中間43円、期末43円)で、連結配当性向は59.7%を見込んでいます。
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