2025年12月期第1四半期決算短信の要約
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富士ソフト株式会社の2025年12月期第1四半期は、SI事業の好調により増収増益となりました。売上高834億9,200万円(前年同期比6.5％増)、営業利益63億4,600万円(同4.7％増)を達成。自動車関連や製造業向けシステム開発が伸長し、自己資本比率も54.3％に上昇。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は41億8,300万円(同37.8％減)となりました。
主な事業セグメント
富士ソフト株式会社の主な事業セグメントは、SI（システムインテグレーション）事業、ファシリティ事業、その他事業です。SI事業は組込系/制御系ソフトウェア開発、業務系ソフトウェア開発、プロダクト・サービス、アウトソーシングを含みます。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高が834億9,200万円(前年同期比6.5％増)、営業利益は63億4,600万円(前年同期比4.7％増)、経常利益は62億1,800万円(前年同期比7.5％増)となりました。一方、親会社株主に帰属する四半期純利益は41億8,300万円(前年同期比37.8％減)となりました。SI事業が好調に推移し、特に自動車関連や機械制御系、製造業向けの基幹系システム開発が伸長しました。
貸借対照表の変化
総資産は2,625億7,800万円(前期末比1.5％増)、負債は1,170億6,800万円(前期末比0.02％増)、純資産は1,455億1,000万円(前期末比2.7％増)となりました。自己資本比率は54.3％(前期末53.6％)に上昇しました。主な変動として、受取手形、売掛金及び契約資産が24億6,900万円増加し、繰延税金資産が11億7,300万円増加しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは20億8,600万円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローは12億3,500万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは5,200万円の減少となりました。この結果、現金及び現金同等物の残高は前期末比11億6,800万円増加し、354億7,500万円となりました。増収・増益に伴う入金増加が営業キャッシュ・フローの主な増加要因です。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年2月20日公表の「FK株式会社による当社株券等に対する第2回公開買付けの結果並びに親会社及びその他の関係会社の異動に関するお知らせ」のとおり、公開買付者による当社株券等に対する公開買付け及びその後に予定されている一連の手続きにより、当社株式は上場廃止となる予定であることから2025年12月期の連結業績予想は記載されていません。
株主還元
配当に関する具体的な情報は記載されていません。
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