令和７年９月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社ＴＫＣの当中間期は増収減益となりましたが、通期では増収増益を見込んでいます。会計事務所事業では「ＦＸクラウドシリーズ」の利用拡大、地方公共団体事業では標準準拠システムの導入が進んでいます。自己資本比率の上昇や安定した配当方針など、財務基盤の強さも特徴となっています。
主な事業セグメント
株式会社ＴＫＣは、会計事務所事業、地方公共団体事業、印刷事業の3つの主要セグメントで事業を展開しています。会計事務所事業では財務会計システムの提供、地方公共団体事業では行政効率化支援、印刷事業ではデータ・プリント・サービスなどを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高392.27億円(前期比5.9％増)、営業利益86.76億円(同3.5％減)、経常利益88.67億円(同4.2％減)、親会社株主に帰属する中間純利益63.14億円(同1.0％減)となりました。増収減益となった主な理由は、地方公共団体事業部門における前期の一時的な業務の反動減や、標準準拠システム提供開始に伴う減価償却費の増加などです。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は1,223.2億円(前期末比25.62億円減)、負債は183.01億円(同44.03億円減)、純資産は1,040.18億円(同18.41億円増)となりました。自己資本比率は85.0％(前期末比3.2ポイント増)に上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは32.88億円の増加(前年同期比23.23億円減)、投資活動によるキャッシュ・フローは24.41億円の増加(同54.87億円増)、財務活動によるキャッシュ・フローは62.72億円の減少(同34.95億円減)となりました。現金及び現金同等物の残高は298.55億円(前期末比5.42億円減)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高800億円(前期比6.4％増)、営業利益157億円(同1.3％増)、経常利益162億円(同1.0％増)、親会社株主に帰属する当期純利益114億円(同1.1％増)を見込んでおり、増収増益を予想しています。
株主還元
当第２四半期配当は当初計画通り普通配当50円、期末配当も普通配当50円を予定しており、年間配当は100円を予定しています。配当性向(単体)は50％を目処としています。
注意事項
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