2025年３月期第３四半期決算短信の要約
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KNT-CTホールディングスの第3四半期は、売上高が2,145億7,000万円（前年同期比8.3％増）と増収となりましたが、営業利益は53億5,900万円（同17.0％減）と減益となりました。海外旅行の回復が見られる一方、人的投資や公務受託事業の減少が影響しています。通期予想は据え置かれ、売上高2,850億円、営業利益75億円を見込んでいます。
主な事業セグメント
KNT-CTホールディングス株式会社は、主に国内旅行、海外旅行、訪日旅行を扱う旅行業を展開しています。個人旅行や団体旅行、添乗員同行ツアーなど幅広い旅行サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は2,145億7,000万円（前年同期比8.3％増）と増収となりました。しかし、営業利益は53億5,900万円（同17.0％減）、経常利益は58億5,200万円（同14.4％減）、親会社株主に帰属する四半期純利益は55億5,000万円（同5.3％減）と減益となりました。海外旅行を中心に取扱いが増加した一方で、給与のベースアップ等の人的資本への投資や大幅な公務受託事業の取扱減少が影響しました。
貸借対照表の変化
当第3四半期連結会計期間末の総資産は1,332億3,000万円（前期末比0.9％増）、負債は833億3,700万円（同5.2％減）、純資産は498億9,200万円（同13.0％増）となりました。自己資本比率は37.4％（前期末33.4％）に改善しています。主な変動として、預け金が42.7％増加し752億1,800万円となった一方、営業未払金が30.2％減少し152億1,000万円となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の開示はありませんが、現金及び預金は前期末比10.7％減少し117億3,200万円となりました。一方で、預け金が42.7％増加し752億1,800万円となっており、手元流動性は確保されています。営業活動によるキャッシュ・フローは、親会社株主に帰属する四半期純利益55億5,000万円の計上などにより、プラスと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高2,850億円（前期比11.6％増）、営業利益75億円（同3.1％増）、経常利益75億円（同6.0％減）、親会社株主に帰属する当期純利益75億円（同0.5％減）を見込んでいます。第3四半期までの実績を踏まえても、通期予想は据え置かれています。
株主還元
配当予想については未定とされています。前期の配当実績は年間0円でした。
注意事項
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