2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社ロイヤルホテルの2025年3月期連結業績は、売上高251.64億円（前年同期比21.8%増）、営業利益9.12億円（同63.7%増）と大幅な増収増益となりました。株式会社芝パークホテルの連結子会社化による事業拡大が主な要因です。特別利益の計上により親会社株主に帰属する当期純利益は17.37億円（同92.8%増）と大きく伸長しました。
主な事業セグメント
株式会社ロイヤルホテルは、内外顧客の宿泊・料理飲食・貸席等を中心とするホテル経営及びホテル附帯業務を主な事業としています。主要な部門は客室、宴会、食堂、その他に分かれており、2025年3月期は客室部門の売上高が大きく増加しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が251.64億円（前年同期比21.8%増）、営業利益9.12億円（同63.7%増）、経常利益7.96億円（同35.4%増）、親会社株主に帰属する当期純利益17.37億円（同92.8%増）となりました。売上高の増加は既存拠点の増収に加え、株式会社芝パークホテルの連結子会社化が寄与しています。特別利益として負ののれん発生益11.37億円、段階取得に係る差益3.44億円を計上したことが純利益の大幅増加につながりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比21.5%増の383.61億円となりました。流動資産は6.8%減の153.39億円、固定資産は52.4%増の230.22億円となっています。負債合計は31.1%増の153.25億円、純資産は15.9%増の230.35億円となりました。自己資本比率は前期末の63.0%から56.0%に低下しています。これらの変化は主に株式会社芝パークホテルの連結子会社化によるものです。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは12.04億円の収入（前期は16.24億円の支出）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは37.99億円の支出（前期は4.78億円の支出）で、主に子会社株式取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは2.6億円の支出（前期は3,600万円の支出）となりました。結果として、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比8.5%減の111.84億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高292億円（前期比16.0%増）、営業利益9億円（同1.4%減）、経常利益9億円（同13.0%増）、親会社株主に帰属する当期純利益4億円（同77.0%減）を見込んでいます。売上高の増加が予想される一方、特別利益の減少により純利益は大幅減少が予想されています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は5円（前期と同額）、配当金総額は7,600万円となっています。2026年3月期も1株当たり5円の配当を予定しており、予想配当性向は25.5%となる見通しです。
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