2025年10月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社カナモトの2025年10月期第1四半期は、建設機械レンタル需要の底堅さやレンタル単価適正化、資産効率改善により、売上高536億7,300万円(前年同期比7.1%増)、営業利益49億9,300万円(同67.2%増)と大幅な増収増益となりました。通期予想は据え置きですが、第1四半期の好調な実績が注目されます。
主な事業セグメント
株式会社カナモトの主な事業セグメントは建設関連事業です。建設機械のレンタル、販売、修理、工事などを行っています。その他に鉄鋼関連、情報機器関連、福祉関連事業も展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期の連結業績は、売上高が536億7,300万円(前年同期比7.1%増)、営業利益49億9,300万円(同67.2%増)、経常利益52億1,200万円(同62.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益32億3,800万円(同82.1%増)と大幅増収増益となりました。資産効率の改善等により利益率が向上しています。
貸借対照表の変化
総資産は3,249億100万円(前期末比20億4,700万円増)となりました。主な変動は現金及び預金の65億8,800万円増加、受取手形・売掛金等の47億6,500万円減少です。負債は1,740億5,600万円(同9億1,600万円増)、純資産は1,508億4,400万円(同11億3,100万円増)となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が65億8,800万円増加しており、営業活動によるキャッシュ・フローは改善していると推測されます。設備投資等の状況は不明ですが、レンタル用資産への投資は継続されていると考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年10月期の連結業績予想は、売上高2,111億円(前期比1.9%増)、営業利益151億円(同3.6%増)、経常利益153億円(同0.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益93億円(同3.2%増)と増収増益を見込んでいます。第1四半期の実績は好調ですが、通期予想は据え置かれています。
株主還元
2025年10月期の年間配当予想は80円(中間40円、期末40円)で前期と同額です。第2四半期末の配当予想40円は前年同期比5円増となっています。
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