2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社ナガワの第3四半期累計期間業績は、売上高257億500万円(前年同期比8.8%増)、営業利益31億4千300万円(同4.3%増)と増収増益となりました。主力のユニットハウス事業が好調で、売上高11.8%増、営業利益4.5%増と成長を牽引しています。通期業績予想に対する進捗率も順調で、今後の更なる成長が期待されます。
主な事業セグメント
ユニットハウス事業、モジュール・システム建築事業、建設機械レンタル事業の3つの事業セグメントを展開しています。ユニットハウス事業が主力で、常設展示場の出店や販売イベントなどを積極的に行っています。モジュール・システム建築事業では展示場での展示拡充を進め、建設機械レンタル事業は北海道を中心に展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期累計期間の売上高は257億500万円、営業利益は31億4千300万円、経常利益は35億5千400万円、四半期純利益は22億6千100万円となりました。前年同期と比較すると、売上高は8.8%増加、営業利益は4.3%増加、経常利益は6.2%増加しましたが、四半期純利益は1.3%減少しました。ユニットハウス事業では売上高11.8%増加、営業利益4.5%増加と好調でした。モジュール・システム建築事業も微増となりましたが、建設機械レンタル事業は減収減益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前事業年度末比3.5%増の691億8千700万円となりました。主な増加要因は、投資有価証券が10億1千900万円、貸与資産が9億6千300万円増加したことです。負債は前事業年度末比4.1%増の73億5千700万円、純資産は3.4%増の618億3千万円となりました。自己資本比率は89.4%と高水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前事業年度末比1億8千600万円増加し73億5千300万円となりました。また、第3四半期累計期間の減価償却費は30億500万円でした。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上高360億円(前期比10.5%増)、経常利益54億円(同16.0%増)、当期純利益37億円(同18.2%増)を見込んでいます。第3四半期累計期間の実績は、売上高で通期予想の71.4%、経常利益で65.8%、四半期純利益で61.1%の進捗となっています。
株主還元
配当については、前期末に1株当たり60円の配当を実施しました。2025年3月期の期末配当予想は1株当たり60円で、前期と同額を予定しています。
注意事項
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