2025年2月期 決算短信の要約
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株式会社歌舞伎座の2025年2月期連結決算は、全セグメントで増収となり、売上高31.06億円(前期比1.8%増)、営業利益2.18億円(同7.4%増)と増収増益を達成しました。特に売店事業のセグメント利益が97.8%増と大幅に伸長し、業績に寄与しています。自己資本比率も2.1ポイント上昇し46.4%となり、財務体質の改善が進んでいます。
主な事業セグメント
株式会社歌舞伎座の主な事業セグメントは、不動産賃貸事業、食堂・飲食事業、売店事業です。不動産賃貸事業では劇場及び附帯施設の賃貸、食堂・飲食事業では食堂・飲食店舗の運営、売店事業では土産物などの販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は31.06億円(前期比1.8%増)、営業利益は2.18億円(同7.4%増)、経常利益は2.46億円(同11.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2.74億円(同7.3%増)となりました。不動産賃貸事業の売上高は19億円(同0.2%増)、食堂・飲食事業は5.84億円(同1.4%増)、売店事業は6.22億円(同7.1%増)と、全セグメントで増収となりました。特に売店事業のセグメント利益が1.11億円(同97.8%増)と大幅に伸長しています。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比5.56億円増の243.48億円となりました。主な要因は投資有価証券の時価評価による7.71億円の増加です。負債は同1.92億円減の130.55億円、純資産は同7.49億円増の112.93億円となりました。自己資本比率は2.1ポイント上昇し46.4%となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは2.15億円の収入(前期は3.08億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは4,000万円の支出(前期は1.63億円の収入)、財務活動によるキャッシュ・フローは5,900万円の支出(前期は6,000万円の支出)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比1.16億円増加し20.34億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年2月期の連結業績見通しは、売上高34.4億円(前期比10.8%増)、営業利益3.02億円(同38.7%増)、経常利益2.83億円(同14.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2.17億円(同20.7%減)を見込んでいます。不動産賃貸事業20.63億円、食堂・飲食事業7.04億円、売店事業6.73億円の売上高を予想しており、全セグメントで増収を見込んでいます。
株主還元
当期の1株当たり配当金は5円(前期と同額)、配当金総額は6,000万円となりました。次期の1株当たり配当金も5円を予定しています。
注意事項
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