2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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東映株式会社の2025年3月期第3四半期決算は増収増益となりました。映像関連事業が好調で、売上高1,304億円(前年同期比1.6%増)、経常利益295億円(同8.0%増)を達成。特に映像関連事業の営業利益が239億円(同20.3%増)と大きく伸長し、全体を牽引しています。通期予想は据え置きで、引き続き堅調な業績が見込まれています。
主な事業セグメント
東映株式会社の主な事業セグメントは、映像関連事業、興行関連事業、催事関連事業、観光不動産事業、建築内装事業です。映像関連事業が中心で、映画・テレビ番組の製作・配給、ビデオソフト販売、商品化権販売などを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は1,304億1千万円(前年同期比1.6%増)、経常利益は295億4千300万円(同8.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は112億9千800万円(同4.8%増)となりました。映像関連事業が好調で、営業利益は239億3千600万円(同20.3%増)と大きく伸長しました。
貸借対照表の変化
資産合計は4,382億9千200万円(前期末比6.5%増)となりました。主な増加要因は、投資有価証券が119億2千400万円、投資その他の資産のその他が128億6千600万円増加したことです。負債合計は979億1千万円(同2.8%増)、純資産合計は3,403億8千200万円(同7.6%増)となりました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は31億7千600万円(前年同期比18.8%増)となっています。現金及び預金は1,041億7千300万円(前期末比1.0%減)と若干減少しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期業績予想は、売上高1,716億円(前期比0.1%増)、営業利益318億円(同8.4%増)、経常利益347億円(同1.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益134億円(同4.1%減)を見込んでいます。直近に公表された予想からの修正はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり12円(中間配当6円、期末配当6円)を予定しています。2024年4月1日付で1株を5株に分割する株式分割を実施しており、実質的な配当金額は据え置きとなっています。
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