2025年２月期 決算短信の要約
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松竹株式会社の2025年2月期決算は、映像関連事業と演劇事業の不振により減収減益となりました。売上高839.74億円(前年比1.7%減)、営業利益16.64億円(同53.6%減)と大幅な減益となり、6.64億円の最終赤字に転落しました。一方で、次期は各事業での積極展開により増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
松竹株式会社の主な事業セグメントは、映像関連事業、演劇事業、不動産事業です。映像関連事業では映画の製作・配給・興行やテレビ番組制作等、演劇事業では歌舞伎公演等の企画・製作・興行、不動産事業では所有不動産の賃貸・管理等を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は839.74億円(前年比1.7%減)、営業利益は16.64億円(同53.6%減)、経常損失は25億円(前年は28.66億円の利益)となりました。親会社株主に帰属する当期純損失は6.64億円(前年は30.16億円の利益)でした。映像関連事業と演劇事業の減収減益が主な要因です。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比22.4億円減の2,089億円となりました。主に現金及び預金の減少によるものです。負債は同9.27億円減の1,157.47億円、純資産は同13.13億円減の931.52億円となりました。自己資本比率は44.5%と前期末から0.2ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは5.86億円の支出(前年は81.34億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは36.59億円の支出(前年は152.36億円の支出)、財務活動によるキャッシュ・フローは15.33億円の支出(前年は117.81億円の収入)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の連結業績予想は、売上高950億円(前年比13.1%増)、営業利益31億円(同86.2%増)、経常利益30億円、親会社株主に帰属する当期純利益20億円を見込んでいます。各事業での積極的な展開により増収増益を目指しています。
株主還元
当期の1株当たり配当金は30円(前期と同額)、配当金総額は4.14億円となっています。次期の配当予想も1株当たり30円を予定しています。
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