2025年11月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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ジャパニアス株式会社は、DX推進やAI技術の進化を背景に、先端エンジニアリング事業で増収増益を達成しました。売上高58.1億円(前年同期比6.5%増)、営業利益3.46億円(同30.5%増)と大幅な成長を遂げ、IT人材需要の高まりと効率的な事業運営が業績向上に寄与しています。
主な事業セグメント
ジャパニアス株式会社は先端エンジニアリング事業の単一セグメントで事業を展開しています。DX推進を追い風に、生成AIを含むAI技術の進化により、先端ITの業務活用が加速し、基盤技術への需要が高まっています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間期の経営成績は、売上高58.1億円(前年同期比6.5%増)、営業利益3.46億円(同30.5%増)、経常利益4.12億円(同32.7%増)、中間純利益2.72億円(同34.0%増)となりました。IT人材需要の高まりにより売上高が増加し、エンジニア単価向上と稼働率回復により売上総利益率が改善しました。また、人材開発支援助成金収入や顧客からの受取手数料により営業外収益が増加しています。
貸借対照表の変化
資産合計は53.97億円(前期末比9.0%増)となり、主に現金及び預金が5.9億円増加しました。負債合計は23.16億円(同18.6%増)で、短期借入金3億円の増加が主因です。純資産は30.8億円(同2.8%増)となり、自己資本比率は57.1%(前期末60.5%)に低下しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは5.11億円の収入(前年同期比134.7%増)となり、主に税引前中間純利益4.12億円の計上によるものです。投資活動では3,200万円の支出(同223.9%増)、財務活動では1.11億円の収入(前年同期は2.96億円の支出)となりました。この結果、現金及び現金同等物は5.9億円増加し、35.89億円となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年11月期の通期業績予想は、売上高120.5億円(前期比7.5%増)、営業利益10.4億円(同9.9%増)、経常利益11.3億円(同10.5%増)、当期純利益8億円(同10.7%増)を見込んでいます。これは2025年1月14日に公表した予想から変更はありません。
株主還元
当中間期の配当金は1株当たり49円(前年同期比2円増)となる予定です。2025年11月期の年間配当予想は99円(前期比4円増)となっています。
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