2025年３月期 決算短信の要約
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東京瓦斯の2025年3月期連結業績は、売上高2兆6,368億円（前期比1.0%減）、営業利益1,330億円（同38.7%減）と減収減益となりました。海外事業の利益剥落や北米シェール事業の低迷が主因です。一方、2026年3月期は増収増益を見込み、特に純利益は80.6%増の1,340億円を予想しています。
主な事業セグメント
東京瓦斯株式会社の主な事業セグメントは、エネルギー・ソリューション（都市ガス製造・販売、LNG販売、電力等）、ネットワーク（都市ガス託送供給）、海外（資源開発・投資、エネルギー供給）、都市ビジネス（不動産開発・賃貸）です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.0%減の2兆6,368億円、営業利益が38.7%減の1,330億円、経常利益が49.0%減の1,135億円、親会社株主に帰属する当期純利益が55.2%減の741億円となりました。都市ガス販売量は0.8%減少し、電力販売量も8.0%減少しました。海外セグメントでは豪州上流LNG事業の売却による利益剥落や、北米シェール事業でのガス価格低迷が減益要因となりました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前期末比1.1%減の3兆8,550億円となりました。負債は4.0%減の2兆536億円、純資産は2.4%増の1兆8,014億円となりました。自己資本比率は1.4ポイント上昇し44.8%となっています。主な変動として、その他流動資産が37.9%減少し、有利子負債残高も減少しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは3,631億円の収入となり、前期比14.8%増加しました。投資活動によるキャッシュ・フローは2,635億円の支出で、前期比27.2%減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは2,559億円の支出となり、前期比338.9%増加しました。これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比32.8%減少し2,443億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高2兆7,540億円（前期比4.4%増）、営業利益1,590億円（同19.5%増）、経常利益1,470億円（同29.4%増）、親会社株主に帰属する当期純利益1,340億円（同80.6%増）を見込んでいます。都市ガス販売量は1.7%減少、電力販売量は17.7%増加を予想しています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり80円（中間配当35円、期末配当45円）となりました。2026年3月期の配当予想も年間80円（中間配当40円、期末配当40円）を予定しています。
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