2025年３月期 決算短信の要約
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北陸電力の2025年3月期決算は、売上高8,582億円（前期比106.2％）、経常利益913億円（同84.6％）、純利益651億円（同114.7％）となりました。総販売電力量は319億17百万kWh（同113.9％）に増加し、自己資本比率は20.5％に改善。次期は減収減益を見込んでいますが、年間配当20円を維持する予定です。
主な事業セグメント
北陸電力株式会社の主な事業セグメントは、発電・販売事業と送配電事業です。発電・販売事業では国内における発電・小売電気事業等を、送配電事業では北陸域内における一般送配電事業等を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は8,582億円（前期比106.2％）となりました。経常利益は913億円（同84.6％）に減少しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は651億円（同114.7％）と増加しました。総販売電力量は319億17百万kWh（同113.9％）と増加し、小売販売電力量は242億43百万kWh（同100.1％）、卸販売電力量は76億74百万kWh（同202.2％）となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は1兆8,598億円（前期末比100.2％）と微増しました。負債合計は1兆4,589億円（同95.5％）と減少し、純資産合計は4,008億円（同122.4％）と大幅に増加しました。自己資本比率は20.5％（前期末16.6％）に改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1,522億円の収入（前期比68.2％）と減少しました。投資活動によるキャッシュ・フローは2,340億円の支出（同336.9％）と大幅に増加しました。財務活動によるキャッシュ・フローは488億円の支出（同52.1％）となりました。期末の現金及び現金同等物は943億円（前期末比41.9％）に減少しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想では、売上高7,800億円（前期比90.9％）、経常利益450億円（同49.3％）、親会社株主に帰属する当期純利益300億円（同46.0％）と減収減益を見込んでいます。総販売電力量は300億kWh程度（前期比94％程度）を予想しています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり20円（中間7.5円、期末12.5円）となりました。2026年3月期の配当予想は、中間・期末ともに10円、年間20円を予定しています。
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