2025年３月期決算短信の要約
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株式会社インプレスホールディングスの2025年3月期決算では、売上高が前期比0.5%減の143.87億円、営業損失が2.37億円となりました。出版事業の収益力回復はあったものの、ネットメディア事業の減収が影響し、全体としては改善途上の状況です。2025年7月の上場廃止予定に伴い、今後の見通しは不透明となっています。
主な事業セグメント
株式会社インプレスホールディングスは、IT、音楽、デザイン、山岳・自然、航空・鉄道、モバイルサービスなどの専門分野を事業領域とするメディアグループです。各セグメントでコンテンツ事業とプラットフォーム事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
売上高は前期比0.5%減の143.87億円となりました。営業損失は2.37億円と前期から2.46億円改善しましたが、依然として損失を計上しています。経常損失は1.22億円、親会社株主に帰属する当期純損失は1.05億円となりました。出版事業の収益力は回復したものの、ネットメディア事業の減収と収益性低下が影響しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比6.4%減の136.21億円となりました。主な要因は現金及び預金の減少です。負債は前期末比5.0%減の58.34億円、純資産は前期末比7.3%減の77.87億円となりました。自己資本比率は56.5%と前期末から0.5ポイント低下しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは8.97億円の収入となり、前期から14.11億円改善しました。投資活動によるキャッシュ・フローは2.76億円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは9.35億円の支出となりました。結果として、期末の現金及び現金同等物は前期末比3.14億円減少し、46億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の業績予想は記載されていません。これは、2025年7月28日に上場廃止予定であることが理由として挙げられています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は4円00銭、配当金総額は1.17億円となる予定です。2026年3月期の配当予想は上場廃止予定のため記載されていません。
注意事項
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