2025年6月期 第2四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社ファイバーゲートの2025年6月期第2四半期は、売上高が65.56億円（前年同期比12.9%増）と二桁成長を達成しました。しかし、利益面では減益となり、営業利益9.79億円（同10.9%減）、経常利益9.69億円（同13.2%減）となりました。ホームユース事業での機器売切方式採用による一時的な利益率低下が主因ですが、将来的なストック収入の利益率改善が期待されます。通期予想は増収増益を見込んでおり、年間配当金も27円へ増配予定です。
主な事業セグメント
株式会社ファイバーゲートは、ホームユース事業、ビジネスユース事業、不動産事業を主な事業セグメントとしています。ホームユース事業では通信サービスやネットワークカメラ等を提供し、ビジネスユース事業では医療介護施設や公共施設、観光施設向けに構内通信インフラサービスを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年6月期第2四半期の連結業績は、売上高が65.56億円（前年同期比12.9%増）と増収となりました。一方、営業利益は9.79億円（同10.9%減）、経常利益は9.69億円（同13.2%減）、親会社株主に帰属する中間純利益は6.54億円（同10.5%減）と減益となりました。ホームユース事業では機器の売切方式採用により一時的に利益率が低下し、ビジネスユース事業では大型案件の減少により粗利率が低下しています。不動産事業では1件の不動産販売があり、セグメント利益が改善しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比1.5%減の128.77億円となりました。主な変動として、現金及び預金が8,300万円増加、商品が2.45億円増加した一方、販売用不動産が3.49億円減少しました。負債は前期末比8.4%減の66.29億円となり、主に長期借入金が9.8億円減少しました。純資産は前期末比7.1%増の62.48億円となり、自己資本比率は48.1%に改善しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは16.59億円の収入（前年同期は10.53億円の収入）となり、主に税金等調整前中間純利益9.41億円、減価償却費8.26億円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは7.42億円の支出（前年同期は12.06億円の支出）となり、主に有形固定資産の取得による支出7.46億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは8.33億円の支出（前年同期は2.3億円の支出）となり、主に長期借入金の返済による支出9.8億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の通期連結業績予想は、売上高143.7億円（前期比13.9%増）、営業利益26.2億円（同9.7%増）、経常利益26億円（同8.5%増）、親会社株主に帰属する当期純利益16.5億円（同5.3%増）を見込んでいます。第2四半期時点では業績予想の修正はありません。
株主還元
2025年6月期の中間配当金は1株当たり13.5円、期末配当金は13.5円を予定しており、年間配当金は27円となる見込みです。これは前期の年間配当金17.5円から9.5円の増配となります。
注意事項
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