2025年９月期 第２四半期決算短信の要約
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株式会社エムティーアイの2025年9月期第2四半期決算は、売上高148.85億円（前年同期比10.1％増）、営業利益16.39億円（同55.8％増）と増収増益となりました。ヘルスケア事業と学校DX事業の成長が業績を牽引し、特に学校DX事業の収益性が大幅に改善しています。今後も成長分野への積極投資と収益性向上の両立が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社エムティーアイの主な事業セグメントは、コンテンツ事業、ヘルスケア事業、学校DX事業、その他事業です。コンテンツ事業は月額課金サービスやオリジナルコミック事業、ヘルスケア事業は『ルナルナ』などのサービス、学校DX事業は学校法人向けDXサービスを展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第2四半期の売上高は148.85億円（前年同期比10.1％増）、営業利益は16.39億円（同55.8％増）と増収増益となりました。ヘルスケア事業と学校DX事業の売上伸張が主因です。経常利益は17.21億円（同13.4％増）、親会社株主に帰属する中間純利益は17.57億円（同12.7％増）となりました。セグメント別では、コンテンツ事業の営業利益が減少した一方、学校DX事業が大幅増益となっています。
貸借対照表の変化
資産合計は307.04億円（前期末比3.4％増）となりました。主な増加要因は、現金及び預金、受取手形、売掛金及び契約資産の増加です。負債は3.97億円減少し、純資産は14.15億円増加しました。自己資本比率は54.6％（前期末比2.6ポイント増）となり、財務基盤が強化されています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは19.74億円の資金流入（前年同期比59.0％増）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは7.89億円の資金流出（同29.5％増）、財務活動によるキャッシュ・フローは7.7億円の資金流出（同17.0％減）となりました。これらの結果、現金及び現金同等物は前期末比4.12億円増加し、152.4億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年9月期通期の連結業績予想は、売上高294億円（前期比6.3％増）、営業利益28〜32億円（同16.9〜33.7％増）、経常利益29〜33億円（同2.6〜16.7％増）を見込んでいます。親会社株主に帰属する当期純利益は20.5〜23.3億円（同13.3〜1.4％減）と減益予想となっていますが、これは前期の特殊要因の反動によるものと考えられます。
株主還元
当第2四半期末の配当金は1株当たり9円が予定されています。2025年9月期の年間配当予想は18円（前期比1円増配）となっており、株主還元の強化が図られています。
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