2027年3月期 第1四半期決算短信の要約
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KDDIの2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比5.1%増の1兆4,873億円、調整後営業利益が21.1%増の3,143億円と大幅な増収増益を達成しました。モバイル収入やAI・データセンター関連の成長が利益拡大を牽引しており、通期予想も増収増益を維持、配当も増額が予定されています。
主な事業セグメント
KDDIグループの報告セグメントは、当四半期より「テレコムコア」「パーソナルグロース」「ビジネスグロース」の3区分に再編されました。テレコムコアは個人・法人向け通信サービス、パーソナルグロースは金融・エネルギー等の非通信サービス、ビジネスグロースはAIインテグレーションやデータセンター等の法人向けサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2027年3月期第1四半期の業績は大幅に改善しました。売上高は前年同期比5.1%増の1兆4,873億円、調整後営業利益は21.1%増の3,143億円、親会社帰属の調整後四半期利益は21.6%増の1,934億円となりました。売上高の伸びを大きく上回る利益成長が実現しており、モバイル収入の増加に加え、金融・デバイス関連収入やサイバーセキュリティ・AIインテグレーション、データセンター収入の拡大が寄与しています。前年同期は営業利益が前年比4.7%減と落ち込んでいたことと比較すると、今期の回復幅は顕著です。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比で1.1%減の18兆8,542億円となりました。流動資産では現金及び現金同等物が27.1%減少し7,869億円となった一方、流動負債のコールマネーが大幅に増加しました。資本合計は前年度末比0.96%増の5兆6,463億円、親会社所有者帰属持分比率は26.6%から27.2%へ改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1,135億円の支出となり、前年同期の3,311億円の収入から大幅に悪化しました。これは主に金融事業の借入金が増加から減少に転じたことによるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは1,444億円の支出と、前年同期の2,416億円の支出から改善しました。フリー・キャッシュ・フローは2,579億円の支出となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2027年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比5.6%増の6兆4,100億円、調整後営業利益が5.0%増の1兆2,100億円、親会社帰属の調整後当期利益が2.7%増の7,310億円と増収増益を見込んでいます。なお、この予想は前回(2026年5月12日開示)から変更はありません。
株主還元
2026年3月期の年間配当金は1株当たり80円(中間40円・期末40円)でした。2027年3月期の年間配当予想は1株当たり84円(中間42円・期末42円)と、前期比4円の増配が予定されています。なお、直近公表の配当予想からの修正はありません。
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