2025年6月期 第3四半期決算短信の要約
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株式会社エヌジェイホールディングスの第3四半期決算は、ゲーム事業の減収減益が響き、全体として減収減益となりました。売上高66.92億円(前年同期比12.5%減)、営業利益1,900万円(同91.7%減)と大幅な減益となっています。通期予想は据え置かれていますが、第4四半期の動向が業績に影響を与える可能性があります。
主な事業セグメント
株式会社エヌジェイホールディングスの主な事業セグメントは、ゲーム事業とモバイル事業です。ゲーム事業ではゲームの開発受託や運営受託を行い、モバイル事業ではauショップなどのキャリアショップや複数の通信事業者の端末・サービスを扱う販売店を運営しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は66.92億円(前年同期比12.5%減)、営業利益は1,900万円(同91.7%減)、経常利益は500万円(同97.6%減)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益は1,500万円の損失(前年同期は3.82億円の利益)となりました。ゲーム事業では減収減益、モバイル事業では増収増益となりましたが、全体としては減収減益となっています。
貸借対照表の変化
総資産は37.68億円(前期末比4.4%減)、負債は21.07億円(同7.4%減)、純資産は16.61億円(同0.5%減)となりました。主な変動として、売掛金及び契約資産が4.38億円増加、現金及び預金が7.92億円減少しました。自己資本比率は41.5%(前期末40.1%)と若干改善しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比7.92億円減少しています。また、減価償却費は4,800万円(前年同期2,000万円)、のれん償却額は6,200万円(同5,900万円)となっています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の通期連結業績予想は、売上高88.7億円(前期比8.5%減)、営業利益1億円(同2.6%減)、経常利益6,000万円(同37.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益4,000万円(同85.4%減)を見込んでいます。第3四半期時点では予想との乖離は軽微と見込んでいますが、第4四半期に発売したタイトルの販売実績や新規案件の受注時期によっては変動する可能性があります。
株主還元
配当予想については未定とされています。
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