2025年12月期第１四半期決算短信の要約
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当第1四半期連結累計期間は、売上高が前年同期比7.6%増の92.37億円となり増収を達成しました。一方、営業利益は1.5%減の15.01億円、経常利益は2.5%減の15.14億円と減益となりましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は2.7%増の10.47億円と増益を確保しました。各事業セグメントで積極的な投資や事業拡大を進めており、今後の成長が期待されます。
主な事業セグメント
グローバルWiFi事業、情報通信サービス事業、グランピング・ツーリズム事業を主な事業セグメントとしています。グローバルWiFi事業では海外渡航者向けのWiFiレンタルサービス、情報通信サービス事業では中小企業向けの通信サービス、グランピング・ツーリズム事業では高級アウトドア施設の運営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の売上高は92.37億円（前年同期比7.6%増）、営業利益は15.01億円（同1.5%減）、経常利益は15.14億円（同2.5%減）、親会社株主に帰属する四半期純利益は10.47億円（同2.7%増）となりました。グローバルWiFi事業では米国ニューヨークでの営業開始や「World eSIM」事業拡大に向けた投資を実施。情報通信サービス事業では中途採用を積極的に進め、営業力を強化しました。グランピング・ツーリズム事業では外国人宿泊者が増加し、堅調に推移しています。
貸借対照表の変化
資産合計は251.13億円（前期末比0.6%減）となりました。主な変動として、現金及び預金が13.1億円減少した一方、売掛金が7.83億円増加しました。負債合計は64.32億円（同12.7%減）となり、未払法人税等が8億円、株主優待引当金が3.51億円減少しました。純資産は186.8億円（同4.4%増）となり、ストック・オプションの行使により資本金と資本剰余金がそれぞれ2.24億円増加しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローの詳細は記載されていませんが、未払法人税等の減少8億円や株主優待引当金の減少3.51億円が見られます。投資活動については具体的な記載はありません。財務活動については、ストック・オプションの行使により資本金と資本剰余金がそれぞれ2.24億円増加しています。全体として現金及び預金が13.1億円減少しており、キャッシュ・フローの状況は前年同期と比べて悪化していると推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の連結業績予想について、売上高400.02億円（前期比12.6%増）、営業利益64.39億円（同20.0%増）、経常利益64.45億円（同18.9%増）、親会社株主に帰属する当期純利益43.82億円（同29.8%増）を見込んでいます。第2四半期累計期間の予想も増収増益となっており、通期・第2四半期ともに前回発表からの修正はありません。
株主還元
2025年12月期の配当予想は、中間配当20円、期末配当25円の年間45円となっています。これは前期の実績（中間配当13円、期末配当14円の年間27円）から大幅な増配となる予定です。
注意事項
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