(株)ユーラシア旅行社の決算情報

株式会社ユーラシア旅行社は、海外旅行及び国内旅行並びにこれに関連する旅行傷害保険等のサービスを行う旅行業を営む単一セグメントの企業です。1986年の創業以来、上質な旅行を提供し続けています。

当中間連結会計期間の経営成績は、営業収益22.49億円（前年同期比8.6％増）、営業利益2,400万円（同333.4％増）、経常利益3,200万円（同129.1％増）、親会社株主に帰属する中間純利益3,000万円（同184.2％増）と、前年同期比で増収増益となりました。海外旅行需要の回復に伴い、広告宣伝費の増加や設備投資計画の再開、給与のベースアップ実施など、積極的な事業展開を行っています。

当中間連結会計期間末の資産合計は27.65億円（前期末比5.6％減）、負債合計は9.92億円（同16.0％減）、純資産合計は17.72億円（同1.4％増）となりました。主な変動要因は、旅行前受金の減少1.15億円、旅行前払金の減少8,000万円、現金及び預金の減少4,700万円です。自己資本比率は64.1％（前期末59.7％）に上昇しました。

営業活動によるキャッシュ・フローは1,500万円の支出（前年同期は4,800万円の収入）となりました。主な要因は、旅行前受金の減少1.15億円、旅行前払金の減少8,000万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは600万円の支出（前年同期は2,300万円の支出）、財務活動によるキャッシュ・フローは2,500万円の支出（前年同期は支出なし）となりました。

連結業績予想は、2024年11月6日に公表した内容から変更ありません。通期の見通しは、営業収益52億円（前期比13.1％増）、営業利益1.3億円（同21.6％増）、経常利益1.3億円（同8.0％増）、親会社株主に帰属する当期純利益1.1億円（同8.8％減）を予想しています。

当中間期の配当金は1株当たり7円（前年同期5円）となりました。次期配当予想は、期末配当金7円を予定しており、年間配当金は14円（前期12円）となる見込みです。