2025年６月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社アソインターナショナルの第3四半期決算は、売上高28.16億円（前年同期比8.8％増）、営業利益4.56億円（同26.4％増）と増収増益となりました。主力の歯科矯正装置販売が堅調に推移し、米国進出も開始。自己資本比率89.9％と財務基盤も強化され、今後の成長が期待されます。
主な事業セグメント
株式会社アソインターナショナルは、歯科矯正事業を主な事業セグメントとしています。主力商品にはアライナー、IDBS（インダイレクト・ボンディング・システム）、リテーナー（保定装置）、アプライアンス（動的・機械的矯正装置）等があります。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の経営成績は、売上高28.16億円（前年同期比8.8％増）、営業利益4.56億円（同26.4％増）、経常利益4.31億円（同17.4％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益3.06億円（同38.2％増）となり、増収増益となりました。主力商品の売上が堅調に推移し、デジタル商材も業績に寄与しました。また、2024年4月に米国カリフォルニア州に現地法人を設立し、米国での受注体制を構築しています。
貸借対照表の変化
当第３四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末比2.2％減の31.13億円となりました。主な変動は、投資有価証券が56.7％増加した一方、現金及び預金が6.0％減少しました。負債は25.2％減少し3.15億円となり、純資産は1.3％増加し27.97億円となりました。この結果、自己資本比率は89.9％（前連結会計年度末86.8％）に上昇しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が1.13億円減少しています。投資活動では投資有価証券が8,100万円増加し、財務活動では配当金の支払い2.68億円が行われました。営業活動によるキャッシュ・フローは具体的な数値は不明ですが、営業利益の増加により改善していると推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の連結業績予想は、売上高38.28億円（前期比8.0％増）、営業利益6.2億円（同13.7％増）、経常利益6.18億円（同11.3％増）、当期純利益4.2億円（同8.7％増）を見込んでいます。主力商品の需要が引き続き高く、北米での販売強化や製造DX化による利益率向上を目指しています。
株主還元
2025年6月期の年間配当金は30円00銭（前期実績35円00銭）を予定しています。2025年1月1日付で1株につき2株の株式分割を実施しており、実質的な配当金額に変更はありません。
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