2025年3月期 決算短信の要約
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安田倉庫の2025年3月期連結業績は、物流事業の好調により増収増益となりました。営業収益は11.5%増の751.15億円、営業利益は32.9%増の35.15億円を達成。自己資本比率は44.6%に改善し、財務基盤も強化されています。2026年3月期も増収増益を見込み、配当も大幅増額を予定するなど、成長路線を維持しています。
主な事業セグメント
安田倉庫株式会社の主な事業セグメントは、物流事業と不動産事業です。物流事業では倉庫保管・作業、国内陸上運送、国際貨物取扱等のサービスを提供し、不動産事業では不動産賃貸等のサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、物流事業が堅調に推移し、増収増益となりました。営業収益は前年同期比11.5%増の751.15億円、営業利益は32.9%増の35.15億円、経常利益は25.9%増の49.77億円、親会社株主に帰属する当期純利益は21.5%増の28.02億円となりました。物流事業の営業収益は12.6%増の693.87億円、セグメント利益は36.4%増の45.67億円と大幅に伸長しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比0.8%減の2,103.2億円となりました。主な変動は投資有価証券の時価評価減少と営業未収金の回収によるものです。負債は1.7%減の1,161.35億円、純資産は0.4%増の941.85億円となりました。自己資本比率は0.5ポイント増の44.6%に改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税金等調整前当期純利益や減価償却費の資金留保により130.05億円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得等により68.15億円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済等により33.2億円の支出となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、営業収益780億円（前期比3.8%増）、営業利益37億円（同5.2%増）、経常利益50億円（同0.4%増）、親会社株主に帰属する当期純利益33億円（同17.7%増）を見込んでいます。既存施設の収益力向上や新規施設の稼働率向上、グループ連携によるネットワークの拡充など事業基盤の強化を進める方針です。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は、中間配当15円、期末配当20円の合計35円を予定しています。2026年3月期の1株当たり年間配当金は、中間配当29円、期末配当29円の合計58円を予定しており、大幅な増配となる見通しです。
注意事項
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