2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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東陽倉庫の第3四半期決算は、物流事業の好調により増収増益となりました。営業収益は220億7,700万円（前年同期比4.6%増）、経常利益は15億3,500万円（同4.4%増）を達成。通期予想に対する進捗率も高く、堅調な業績推移が見られます。自己資本比率の上昇や安定配当の維持など、財務基盤の強化も進んでいます。
主な事業セグメント
東陽倉庫株式会社の主な事業セグメントは、物流事業と不動産事業です。物流事業では3PL物流の推進やグローバルな業務強化を行っており、不動産事業では安定収入の拡大を図っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、営業収益が前年同期比4.6%増の220億7,700万円、営業利益が3.2%増の10億1,300万円、経常利益が4.4%増の15億3,500万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が6.6%増の12億3,700万円となりました。物流事業の増収が全体を牽引し、持分法による投資利益の増加や固定資産売却益の計上も利益を押し上げました。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比2.2%増の485億9,100万円となりました。主な変動として、受取手形、営業未収入金及び契約資産が6億9,900万円、有形固定資産が9億900万円それぞれ増加しました。負債合計は0.1%増の223億6,700万円、純資産合計は4.1%増の262億2,400万円となり、自己資本比率は54.0%に上昇しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比6億600万円減少し59億5,000万円となっています。一方で、有形固定資産が9億900万円増加しており、設備投資の実施が示唆されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、営業収益290億円（前期比4.0%増）、営業利益12億円（同6.2%増）、経常利益18億円（同1.1%減）、親会社株主に帰属する当期純利益14億円（同2.2%増）を見込んでいます。第3四半期までの進捗率は、営業収益76.1%、営業利益84.4%、経常利益85.3%、純利益88.4%となっています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり60円を予定しています。これは前期の実質配当額（株式併合後換算）と同額であり、安定配当を維持する方針が示されています。
注意事項
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