2025年３月期 決算短信の要約
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澁澤倉庫の2025年3月期連結業績は、営業収益786億2千万円（前期比7.1%増）、営業利益46億6千800万円（同9.3%増）、経常利益55億8千300万円（同9.7%増）、親会社株主に帰属する当期純利益49億800万円（同31.6%増）と増収増益となりました。新規業務の寄与や適正料金の収受が主な要因です。
主な事業セグメント
澁澤倉庫株式会社の主な事業セグメントは、物流事業と不動産事業です。物流事業では倉庫保管・荷役、港湾運送、陸上運送、国際輸送及び物流施設賃貸等を行っています。不動産事業ではオフィスビル等の賃貸及び不動産管理等を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、営業収益が前期比7.1%増の786億2千万円、営業利益が9.3%増の46億6千800万円、経常利益が9.7%増の55億8千300万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は31.6%増の49億800万円と大幅増益となりました。増収増益の主な要因は、前期および当期に新たに開始した倉庫業務や陸上運送業務の寄与、適正料金の収受等によるものです。物流事業の営業収益は7.4%増、不動産事業は6.7%増となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比4.1%増の1,174億4千600万円となりました。主な増加要因は有形固定資産の取得や投資有価証券の時価評価によるものです。負債は3.9%増の521億1千700万円、純資産は4.3%増の653億2千800万円となりました。自己資本比率は54.8%と前期末から0.1ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは63億5千万円の増加（前期比8.9%増）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは60億1千300万円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローは14億1千万円の減少となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比10.7%減の85億2千100万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、営業収益が790億円（前期比0.5%増）、営業利益が42億円（同10.0%減）、経常利益が51億円（同8.7%減）、親会社株主に帰属する当期純利益が51億円（同3.9%増）と予想されています。増収減益の見通しとなっていますが、物流施設の移転に伴う特別利益や政策保有株式の縮減による投資有価証券売却益の増加が見込まれています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり140円（前期比40円増配）となりました。2026年3月期は1株当たり180円（前期比40円増配）の配当を予定しています。配当性向は41.5%から50.8%に上昇する見込みです。
注意事項
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