2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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住友倉庫の当第３四半期連結累計期間は、物流事業の堅調な推移により増収となりましたが、不動産事業の減収や間接費用の増加により営業利益は微減となりました。一方で、受取配当金の増加などにより経常利益と純利益は微増となっています。通期では増収増益を見込んでおり、株主還元も増配を予定しています。
主な事業セグメント
住友倉庫の主な事業セグメントは物流事業と不動産事業です。物流事業では倉庫、港湾運送、国際輸送、陸上運送などを行っており、不動産事業では賃貸用オフィスビルなどの運営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の営業収益は1,437億5,300万円（前年同期比2.1％増）となりました。営業利益は101億2,400万円（同1.5％減）、経常利益は142億600万円（同1.2％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は92億7,500万円（同0.6％増）となりました。物流事業では貨物取扱いが堅調に推移し増収となりましたが、不動産事業では販売用不動産の売却がなかったことなどから減収となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比1.7％減の4,295億5,800万円となりました。負債合計は前期末比3.6％減の1,659億9,300万円、純資産合計は前期末比0.5％減の2,635億6,500万円となりました。自己資本比率は59.0％と前期末から0.6ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは169億3,800万円の増加（前年同期は154億7,400万円の増加）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは46億800万円の減少（前年同期は133億2,100万円の減少）、財務活動によるキャッシュ・フローは182億5,100万円の減少（前年同期は91億3,500万円の減少）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の通期連結業績予想は、営業収益1,918億円（前期比3.9％増）、営業利益133億円（同0.9％増）、経常利益168億円（同0.5％減）、親会社株主に帰属する当期純利益192億円（同53.7％増）を見込んでいます。直近に公表されている業績予想からの修正はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は、前期比2円増配の103円（中間配当50.5円、期末配当52.5円）を予定しています。
注意事項
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