コーア商事ホールディングス(株)の決算情報

コーア商事ホールディングス株式会社の主な事業セグメントは、原薬販売事業と医薬品製造販売事業です。原薬販売事業では輸入販売を行い、医薬品製造販売事業ではジェネリック医薬品の製造販売を行っています。

当中間連結会計期間の経営成績は、売上高122.59億円（前年同期比7.7％増）、営業利益30.63億円（同28.0％増）、経常利益30.65億円（同25.6％増）、親会社株主に帰属する中間純利益20.49億円（同31.1％増）となりました。原薬販売事業の売上高は80.12億円（同1.7％増）、医薬品製造販売事業の売上高は48.51億円（同10.9％増）と、両事業とも増収増益を達成しています。

当中間連結会計期間末の総資産は335.75億円（前期末比15.71億円増）、負債は70.17億円（同6,500万円増）、純資産は265.58億円（同15.06億円増）となりました。自己資本比率は79.1％（同0.8ポイント増）と高水準を維持しています。主な変動要因として、建設仮勘定の増加15.24億円、受取手形及び売掛金の増加13.44億円がありました。

営業活動によるキャッシュ・フローは10.08億円の獲得、投資活動によるキャッシュ・フローは37.05億円の使用、財務活動によるキャッシュ・フローは7.37億円の使用となりました。投資活動による支出が大きく、主に定期預金の預入26.49億円と固定資産の取得16.87億円によるものです。

2025年6月期の連結業績予想は、売上高233.5億円（前期比5.5％増）、営業利益46.2億円（同5.4％増）、経常利益46億円（同5.3％増）、親会社株主に帰属する当期純利益30.8億円（同4.5％増）と増収増益を見込んでいます。この予想に変更はありません。

配当予想が修正され、期末配当を15円に増配することが予定されています。これにより、年間配当金は前期の13円から15円に増加する見込みです。