2025年12月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社和心の2025年12月期第1四半期は、インバウンド需要の回復を背景に売上高が前年同期比25.6％増の5.44億円、営業利益が13.3％増の7,700万円と増収増益となりました。通期予想も上方修正され、売上高28億円、営業利益4億円を見込んでいます。インバウンド需要の更なる回復が業績拡大のカギとなりそうです。
主な事業セグメント
株式会社和心は、「日本のカルチャーを世界へ」を経営理念とし、インバウンドMD事業及びその他事業を展開しています。インバウンドMD事業では日本文化を感じる商品の製造販売、その他事業では主に宿泊施設の運営を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年12月期第1四半期の連結業績は、売上高5.44億円（前年同期比25.6％増）、営業利益7,700万円（同13.3％増）、経常利益7,200万円（同24.9％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益6,900万円（同21.5％増）となりました。来店客数が前年同期比105.6％と増加し、客単価も上昇したことが増収の要因です。インバウンドMD事業の売上高は4.95億円（同21.8％増）、その他事業は5,000万円（同85.9％増）となりました。
貸借対照表の変化
資産合計は12.23億円（前期末比4.1％減）となりました。主な変動は、現金及び預金の4,300万円減少、前渡金の4,300万円減少です。負債合計は5.84億円（同17.4％減）となり、主に1年以内返済予定の長期借入金が3,400万円減少しました。純資産は6.39億円（同12.4％増）となり、利益剰余金が6,900万円増加しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が前期末比4,300万円減少し1.46億円となりました。また、有形固定資産が3,700万円増加し2.15億円となり、設備投資が行われたことが推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高28億円（前期比33.6％増）、営業利益4億円（同3.8％減）、経常利益3.89億円、親会社株主に帰属する当期純利益3.5億円（同12.1％減）に修正されました。売上高は据え置きですが、利益面では上方修正されています。
株主還元
2025年12月期の配当につきましては未定とされています。前期（2024年12月期）の年間配当金は0円でした。
注意事項
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