2025年８月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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ポエック株式会社の2025年8月期第2四半期決算は、売上高52.74億円（前年同期比25.6％増）、営業利益4.92億円（同34.9％増）と大幅な増収増益となりました。M&Aによる事業拡大や製造業の設備投資需要の高まりが寄与し、全セグメントで成長が見られます。通期予想も売上高105億円（前期比25.4％増）、営業利益10億円（同80.1％増）と更なる成長を見込んでいます。
主な事業セグメント
ポエック株式会社の主な事業セグメントは、環境・エネルギー事業、動力・重機等事業、防災・安全事業の3つです。環境・エネルギー事業では水処理機器や海水用冷却装置、動力・重機等事業では環境対応型プラント向け設備機器と船舶エンジン用部品、防災・安全事業ではスプリンクラー消火装置を扱っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間連結会計期間の経営成績は、売上高52.74億円（前年同期比25.6％増）、営業利益4.92億円（同34.9％増）、経常利益5.13億円（同38.7％増）、親会社株主に帰属する中間純利益3.2億円（同37.2％増）と大幅な増収増益となりました。各事業セグメントで売上高が増加し、特に防災・安全事業が前年同期比148.9％増と大きく伸長しました。M&Aによる新規連結子会社の寄与や、製造業を中心とした設備投資需要の高まりが業績拡大に寄与しています。
貸借対照表の変化
当中間連結会計期間末の総資産は124.92億円（前期末比11.41億円増）となりました。主な増加要因は、受取手形、売掛金及び契約資産の2.15億円増、電子記録債権の2.88億円増です。負債は82.66億円（同10.3億円増）となり、主に短期借入金が9.04億円増加しました。純資産は42.25億円（同1.1億円増）となり、利益剰余金が4,700万円増加しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは1.74億円の支出（前年同期は9,000万円の支出）となりました。主な要因は、売上債権の増加による5.03億円の支出です。投資活動によるキャッシュ・フローは6.23億円の支出（前年同期は1.01億円の支出）となり、主に有形固定資産の取得による支出4.27億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは6.82億円の収入（前年同期は8,900万円の収入）となり、主に短期借入金の増加9.04億円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年8月期の連結業績予想は、売上高105億円（前期比25.4％増）、営業利益10億円（同80.1％増）、経常利益10億円（同132.2％増）、親会社株主に帰属する当期純利益6億円（同206.5％増）と、大幅な増収増益を見込んでいます。各事業セグメントでの成長に加え、M&Aによる新規連結子会社の通年寄与が予想されています。
株主還元
配当金については、前期の年間配当金は1株当たり53円でした。当期の配当予想は1株当たり70円と、前期比17円の増配が予定されています。
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