(株)プロジェクトホールディングスの決算情報

株式会社プロジェクトホールディングスの主な事業セグメントは、デジタルトランスフォーメーション事業、DX×テクノロジー事業、DX×HR事業です。各セグメントでコンサルティング、テクノロジー、ヘルスケアなどのサービスを提供しています。

当第1四半期の売上高は前年同期比4.7%減の13億7,116万円となりました。一方で、営業利益は7,612万円、経常利益は7,199万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,272万円と、いずれも黒字転換を果たしました。これは主に販売費及び一般管理費の削減効果によるものです。デジタルトランスフォーメーション事業とDX×テクノロジー事業が好調で、特にテクノロジーサービスの売上が28.8%増加しました。

資産合計は前期末比6.8%減の51億6,592万円となりました。主な要因は現金及び預金の3億7,734万円減少です。負債合計は前期末比9.6%減の29億8,216万円となり、長期借入金が1億4,346万円減少しました。純資産は前期末比2.6%減の21億8,376万円となりましたが、自己資本比率は42.2%と1.7ポイント改善しました。

キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金が3億7,734万円減少しています。これは主に長期借入金の返済や自己株式の取得によるものと推測されます。営業活動によるキャッシュ・フローは黒字化していると考えられますが、投資・財務活動による支出が上回った可能性があります。

2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高54億円（前期比2.3%増）、営業利益1,000万円、経常利益0円、親会社株主に帰属する当期純損失2,000万円を見込んでいます。第1四半期の実績は好調でしたが、通期では慎重な見通しとなっています。前回公表からの修正はありません。

配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年12月期の配当予想は第2四半期末0円、期末0円の年間0円となっています。前期も無配であり、当面は内部留保の充実を優先する方針と推測されます。