2025年10月期 第１四半期決算短信の要約
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株式会社笑美面の2025年10月期第1四半期は、シニアライフサポートサービスの成長が続く一方で、積極的な人材投資により営業損失100万円、経常損失200万円となりました。しかし、法人税等調整額の影響により親会社株主に帰属する四半期純利益は1,900万円を確保しました。通期では増収増益を見込んでおり、今後の成長に向けた基盤強化が進んでいると言えます。
主な事業セグメント
株式会社笑美面は、シニアライフサポートサービスとシニアホームコンサルティングサービスの2つの事業セグメントを展開しています。シニアライフサポートサービスでは、介護家族向けのシニアホーム紹介サービスを提供し、シニアホームコンサルティングサービスでは、シニアホームの新規開設コンサルティングを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第1四半期連結累計期間の営業収益は4.1億円となりました。シニアライフサポートサービスでは、MSWからの紹介数が2,850件（前年同期比56.5%増）、家族会議実施数が1,990件（同68.2%増）、入居成約数が1,007件（同43.4%増）と拡大しました。一方、コーディネーターの積極採用によりコストが先行し、セグメント損失5,100万円となりました。シニアホームコンサルティングサービスは順調に推移し、セグメント利益4,900万円を計上しました。
貸借対照表の変化
当第1四半期連結会計期間末の総資産は11.21億円となりました。主な内訳は、現金及び預金7.85億円、売掛金1.57億円、繰延税金資産8,100万円です。負債は3.83億円で、主に未払金7,800万円、未払費用7,500万円、長期借入金8,400万円です。純資産は7.38億円となり、自己資本比率は65.8%と高い水準を維持しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、当第1四半期連結累計期間の減価償却費は172.9万円でした。現金及び預金残高は7.85億円と、前期末からの変動は大きくないと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年10月期の連結業績予想は変更なく、営業収益20.35億円、営業利益2.61億円、経常利益2.59億円、親会社株主に帰属する当期純利益2.24億円を見込んでいます。第2四半期累計期間では、コーディネーターの採用集中により営業損失2,500万円、経常損失2,600万円を予想していますが、通期では黒字化を見込んでいます。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年10月期の配当予想は第2四半期末0円、期末0円、年間合計0円となっています。
注意事項
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