2025年６月期 第２四半期（中間期）決算短信の要約
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株式会社W TOKYOの2025年6月期中間決算は、売上高18.55億円（前年同期比3.7%減）、営業利益1.85億円（同44.5%減）と減収減益となりました。TGCプロデュース領域では協賛枠や来場者チケットの完売があったものの、協賛金単価の下落や一部イベントの不開催が影響しました。財務面では自己資本比率が56.1%に向上し、キャッシュ・フローも改善しています。通期業績予想は増収増益を見込んでおり、今後の事業展開が注目されます。
主な事業セグメント
株式会社W TOKYOは、TGCプロデュース領域とコンテンツプロデュース・ブランディング領域を主な事業セグメントとしています。TGCプロデュース領域では東京ガールズコレクションの開催や地方創生プロジェクトを展開し、コンテンツプロデュース・ブランディング領域ではブランディング案件やロイヤリティ収入などを得ています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当中間会計期間の経営成績は、売上高18.55億円（前年同期比3.7%減）、営業利益1.85億円（前年同期比44.5%減）、経常利益1.77億円（前年同期比45.9%減）、中間純利益1.11億円（前年同期比48.3%減）となりました。TGCプロデュース領域では協賛金単価の下落があったものの、協賛枠や来場者チケットの完売により収益に貢献しました。一方、コンテンツプロデース・ブランディング領域では、新規契約獲得による収益性向上があったものの、協賛金の減少などにより減収となりました。
貸借対照表の変化
当中間会計期間末の総資産は29.12億円（前事業年度末比6.0%減）、負債は12.77億円（同11.7%減）、純資産は16.34億円（同1.0%減）となりました。主な変動要因として、売掛金及び契約資産が2.16億円減少、買掛金が1.54億円減少、自己株式の取得により1.44億円増加しました。自己資本比率は56.1%（前事業年度末比2.8ポイント増）となり、財務の安定性が向上しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは3.34億円の獲得（前年同期は6,900万円の獲得）となり、主に税引前中間純利益1.77億円の計上や売上債権の減少2.16億円によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは5,100万円の使用（前年同期は1,500万円の使用）、財務活動によるキャッシュ・フローは2.07億円の使用（前年同期は1.32億円の使用）となりました。この結果、現金及び現金同等物は前事業年度末比7,500万円増加し、20.06億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年6月期の通期業績予想は、売上高41.92億円（前期比5.9%増）、営業利益5.57億円（同9.7%増）、経常利益5.49億円（同10.8%増）、当期純利益3.58億円（同9.5%増）を見込んでいます。前事業年度からの増収増益を予想しており、2024年8月14日に公表した業績予想から変更はありません。
株主還元
配当に関する具体的な記載はありませんが、2025年6月期の配当予想は期末配当0円、年間配当0円となっています。
注意事項
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