2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社ヒガシホールディングスの2025年3月期連結決算は、売上高481億2,600万円（前年同期比18.4％増）、営業利益27億3,900万円（同25.1％増）と大幅な増収増益を達成しました。大手EC向け業務の拡大や新規連結効果が寄与し、全セグメントで増収増益となりました。今後も積極的な事業拡大と効率化を進め、さらなる成長を目指しています。
主な事業セグメント
当社グループは、物流事業者としてトラック輸送サービス等の運送事業、保管サービス等の倉庫事業を主体とした物流事業と、商品販売、福祉用具に関する販売・レンタル及びその他の事業について事業活動を展開しています。主な報告セグメントは「運送事業」「倉庫事業」「商品販売事業」「ウエルフェア事業」です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の業績は、売上高481億2,600万円（前年同期比18.4％増）、営業利益27億3,900万円（同25.1％増）、経常利益29億3,500万円（同27.1％増）、親会社株主に帰属する当期純利益18億500万円（同19.9％増）となりました。大手EC向け業務の新倉庫開設、新貨幣対応の精密機械の配送・設置業務の増加、株式会社ネオコンピタンスの新規連結などが増収に寄与しました。利益面では、一時費用の発生があったものの、その後の利益積み上げにより増益となっています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比60億6,100万円増の315億9,600万円となりました。主な増加は、現金及び預金6億1,600万円、営業未収入金及び契約資産13億2,900万円、建物34億2,000万円、のれん5億6,900万円です。負債は48億6,300万円増の180億8,700万円となり、主な増加は短期借入金23億円、長期借入金10億800万円です。純資産は11億9,700万円増の135億900万円となり、自己資本比率は42.8％となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは23億6,700万円の収入（前年同期比21.8％減）となりました。主な要因は税金等調整前当期純利益28億3,700万円、減価償却費10億1,600万円、法人税等の支払額9億9,100万円です。投資活動によるキャッシュ・フローは45億3,300万円の支出（同38.6％増）となり、主に有形固定資産の取得による支出35億6,500万円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは27億5,000万円の収入（前年同期比236.0％増）となり、主に長期借入による収入21億2,000万円、短期借入金の増加額22億8,500万円によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高510億円（前年同期比6.0%増）、営業利益29.5億円（同7.9％増）、経常利益31億円（同5.6％増）、当期純利益20億円（同10.8％増）を見込んでいます。大手EC向け倉庫の本格稼働、新規開設倉庫、株式会社ネオコンピタンスの通年連結などによる売上増加を見込んでいます。利益面では、投資計画がある一方で、業容拡大や物流効率向上への取り組みにより増益を見込んでいます。
株主還元
当連結会計年度の配当金は1株当たり42円（前期36円）となり、配当金総額は5億4,700万円（前期4億7,400万円）となりました。次期の配当予想は1株当たり46円を予定しています。
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