2025年３月期決算短信の要約
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富士急行株式会社の2025年3月期連結業績は、外国人旅行者増加による観光需要回復を背景に増収増益となりました。営業収益522億3,000万円（前期比3.0％増）、営業利益83億1,300万円（同2.0％増）を達成。特に運輸業が好調で、営業収益10.2％増となっています。今後も持続的成長を目指す方針です。
主な事業セグメント
富士急行株式会社の主な事業セグメントは、運輸業、不動産業、レジャー・サービス業です。運輸業では鉄道、バス、タクシー等を、不動産業では不動産売買・賃貸を、レジャー・サービス業では遊園地、ホテル、スキー場等を運営しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、営業収益が522億3,000万円（前期比3.0％増）、営業利益83億1,300万円（同2.0％増）、経常利益81億2,500万円（同2.4％増）、親会社株主に帰属する当期純利益51億700万円（同11.7％増）となりました。外国人旅行者の増加による観光需要の回復が主な要因です。運輸業の営業収益は10.2％増、不動産業は19.5％減、レジャー・サービス業は0.3％減となりました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前期比0.6％増の1,011億100万円となりました。負債は前期比5.7％減の643億1,500万円、純資産は前期比13.7％増の367億8,600万円となりました。自己資本比率は35.3％と前期末から4.1ポイント改善しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは108億4,300万円の収入（前期比16.6％減）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは58億5,700万円の支出（前期比2.7％増）、財務活動によるキャッシュ・フローは61億2,300万円の支出（前期比27.4％減）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、営業収益548億5,000万円（前期比5.0％増）、営業利益87億5,000万円（同5.2％増）、経常利益84億5,000万円（同4.0％増）、親会社株主に帰属する当期純利益53億円（同3.8％増）を見込んでいます。持続的な成長を目指す方針です。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は29円（前期比3円増）、配当総額は15億4,800万円となりました。2026年3月期の配当予想は1株当たり30円（前期比1円増）です。
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