(株)ハウスフリーダムの決算情報

株式会社ハウスフリーダムは、不動産仲介事業、新築戸建分譲事業、建設請負事業、損害保険代理事業、不動産賃貸事業の5つの事業セグメントを展開しています。中核事業は不動産仲介事業で、新築戸建分譲事業も主力となっています。

2025年12月期第1四半期の連結業績は、売上高が31.44億円（前年同期比67.4%増）と大幅に増加しました。営業損失は2,200万円（前年同期は7,700万円の損失）、経常損失は5,600万円（前年同期は1.06億円の損失）、親会社株主に帰属する四半期純損失は4,900万円（前年同期は9,000万円の損失）と、各段階損益で改善が見られました。不動産仲介事業が堅調に推移し、新築戸建分譲事業の販売件数増加と粗利益率改善、不動産賃貸事業の木造アパート販売が好調だったことが主な要因です。

総資産は166.98億円（前期末比3.6%増）となりました。主な変動として、販売用不動産が12.82億円増加し、現金及び預金が2.74億円、仕掛販売用不動産が4.61億円減少しました。負債合計は135.49億円（前期末比6.0%増）となり、短期借入金が3.02億円、1年内返済予定の長期借入金が4.4億円増加しました。純資産は31.48億円（前期末比6.6%減）となりました。

当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は2,737.8万円（前年同期比9.0%増）、のれんの償却額は559.2万円（前年同期と同額）となっています。

2025年12月期の通期連結業績予想は、売上高150億円（前期比3.5%増）、営業利益9.2億円（同4.2%増）、経常利益8億円（同4.1%増）、親会社株主に帰属する当期純利益5億円（同3.2%増）を見込んでいます。第2四半期累計期間の予想も増収増益を見込んでおり、直近の業績予想からの修正はありません。

2025年12月期の年間配当金予想は1株当たり45円（前期と同額）で、第2四半期末配当は0円、期末配当は45円を予定しています。前期の期末配当45円には記念配当5円が含まれていました。