2025年3月期 決算短信の要約
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エスリード株式会社は、マンション分譲事業を中心に多角的な事業展開を行い、2025年3月期に過去最高の業績を達成しました。売上高947億6,500万円(前期比18.0%増)、経常利益137億4,800万円(同21.2%増)と大幅な増収増益となり、総資産も2,270億2,900万円(前期末比34.4%増)に拡大しています。今後も積極的な事業拡大と株主還元の強化を目指しています。
主な事業セグメント
エスリード株式会社は、マンション分譲事業を中心に、マンション管理、賃貸関連、電力供給、建設・リフォーム、不動産仲介・買取再販、戸建分譲、宿泊施設運営・管理、不動産証券化など多岐にわたる事業を展開する総合不動産会社です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の業績は、売上高947億6,500万円(前期比18.0%増)、営業利益145億4,800万円(同25.1%増)、経常利益137億4,800万円(同21.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益93億3,000万円(同24.1%増)と、創業以来最高の業績を達成しました。マンション分譲事業が好調に推移し、その他事業も大幅な増収増益となりました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比34.4%増の2,270億2,900万円となりました。主な要因は販売用不動産の増加250億8,400万円、仕掛販売用不動産の増加167億2,500万円、現金及び預金の増加150億200万円です。負債は前期末比50.4%増の1,535億6,900万円となり、主に長期借入金の増加によるものです。純資産は前期末比9.9%増の734億6,000万円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは354億4,000万円の支出となり、主に棚卸資産の増加によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは10億4,700万円の支出となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは513億3,900万円の収入となり、主に長期借入れによる収入によるものです。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比94.5%増の305億6,800万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高1,100億円(前期比16.1%増)、営業利益180億円(同23.7%増)、経常利益160億円(同16.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益107億円(同14.7%増)を見込んでいます。引き続き、マンション分譲事業の着実な成長とマンション周辺事業の拡大、新規事業領域への積極的な挑戦を進める方針です。
株主還元
2025年3月期の年間配当は1株当たり185円(前期比35円増)となり、連結配当性向は30.6%となります。2026年3月期は1株当たり210円(中間配当105円)の配当を予定しており、連結配当性向30%以上を維持する方針です。
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