令和7年3月期 決算短信の要約
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株式会社テーオーシーの当期業績は、TOCビルの一時閉館影響で減収減益となりました。売上高131.52億円(前期比4.1%減)、営業利益14.18億円(同37.9%減)、経常利益19.18億円(同28.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益17.87億円(同65.1%減)を計上。次期はTOCビルの営業再開効果等により増収増益を見込んでいます。
主な事業セグメント
株式会社テーオーシーの主な事業セグメントは不動産事業です。オフィスビル、商業施設等の賃貸、管理、運営を行っています。また、リネンサプライ及びランドリー事業も展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の売上高は131.52億円(前年比4.1%減)、営業利益14.18億円(同37.9%減)、経常利益19.18億円(同28.0%減)となりました。TOCビルの一時閉館に伴うテナント退去の影響が主な要因です。親会社株主に帰属する当期純利益は17.87億円(同65.1%減)となりました。政策保有株式の一部売却による特別利益8.69億円を計上しています。
貸借対照表の変化
資産合計は前期末比36.5億円減の1,148.96億円となりました。主な増加は投資有価証券58.73億円、主な減少は現金及び預金98.41億円です。負債合計は16.58億円減の140.71億円、純資産合計は19.91億円減の1,008.24億円となりました。自己資本比率は86.2%から87.2%に上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは4.42億円の収入(前期比84.2%減)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは53.22億円の支出(前期は72.29億円の収入)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは49.61億円の支出(前期比110.1%増)となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比98.41億円減少し294.29億円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
次期の業績見通しは、売上高150億円(前期比14.1%増)、営業利益19.5億円(同37.5%増)、経常利益25億円(同30.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益18億円(同0.7%増)を見込んでいます。TOCビルの営業再開による稼働率向上や、収益物件の取得、不動産投資ファンド等への出資などによる収益性向上を図る方針です。
株主還元
当期末の配当金は1株につき5円を予定しています。これにより年間配当金は中間配当金5円と合わせて1株につき10円となります。次期の配当は中間、期末ともに1株につき5円の計10円を予定しています。
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