令和７年３月期第３四半期決算短信の要約
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株式会社RISEの第3四半期決算は、不動産賃貸・管理事業の堅調な推移により増収増益となりました。売上高2.85億円(前年同期比10.3%増)、営業利益4,000万円(同456.2%増)と大幅な改善を示しています。ただし通期予想では赤字を見込んでおり、第4四半期の業績動向に注意が必要です。
主な事業セグメント
株式会社RISEの主な事業セグメントは、不動産賃貸事業と不動産管理事業です。不動産賃貸事業では物件の賃貸を行い、不動産管理事業では管理受託物件の管理を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の売上高は2.85億円(前年同期比10.3%増)、営業利益は4,000万円(同456.2%増)、経常利益は4,000万円(同510.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,000万円(同67.3%増)となりました。不動産賃貸事業の売上高は1.29億円(同5.7%増)、不動産管理事業の売上高は1.56億円(同15.6%増)と、両セグメントとも増収となりました。特に不動産管理事業では管理受託物件数の増加により大幅な増益となっています。
貸借対照表の変化
総資産は22.68億円(前期末比1.4%減)、負債は2.08億円(同16.8%減)、純資産は20.6億円(同0.5%増)となりました。自己資本比率は90.8%(前期末89.1%)に上昇しています。主な変動として、固定資産が4,500万円減少し、長期借入金が2,400万円減少しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は8.94億円と前期末から800万円増加しています。長期借入金の返済2,400万円や固定資産の減少4,500万円などが主な変動要因と考えられます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
通期の連結業績予想は、売上高3.53億円(前期比1.0%増)、営業損失1,900万円、経常損失2,000万円、親会社株主に帰属する当期純損失3,700万円を見込んでいます。第3四半期までの実績と比較すると、第4四半期は減益を予想していると考えられます。
株主還元
普通株式の配当予想は0円となっています。一方、A種優先株式については、令和7年1月23日に1株当たり73円51銭、総額4.59億円の配当が実施されました。配当原資は資本剰余金です。
注意事項
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