2025年３月期 決算短信の要約
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太平洋興発株式会社の2025年3月期連結業績は、売上高が420億7,600万円(前年同期比2.4%増)と増収となりましたが、営業利益は8億5,700万円(同29.6%減)、経常利益は5億6,600万円(同44.7%減)と大幅な減益となりました。商事セグメントの輸入炭販売数量増加が増収に寄与した一方、肥料セグメントの原材料価格高騰が利益を圧迫しました。
主な事業セグメント
太平洋興発株式会社の主な事業セグメントは、不動産、商事、サービス、建設工事、肥料の5つです。不動産では賃貸・管理、商事では輸入炭販売、サービスでは有料老人ホーム運営、建設工事では請負工事、肥料では農業用肥料製造販売を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が420億7,600万円(前年同期比2.4%増)となりました。しかし、営業利益は8億5,700万円(同29.6%減)、経常利益は5億6,600万円(同44.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億8,200万円(同39.0%減)と大幅な減益となりました。商事セグメントの輸入炭販売数量増加が増収に寄与しましたが、肥料セグメントの原材料価格高騰が利益を圧迫しました。
貸借対照表の変化
総資産は477億4,200万円(前期末比6.4%増)となりました。主な要因は商品及び製品の23億3,100万円増加です。負債は316億4,700万円(同9.5%増)で、支払手形及び買掛金が15億5,800万円増加しました。純資産は160億9,500万円(同0.7%減)となり、自己資本比率は32.8%(前期末35.2%)に低下しました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは9億600万円の収入(前期比80.1%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは10億2,700万円の支出(同38.6%増)で、主に固定資産取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは2億3,500万円の収入(前期は4億7,200万円の支出)となり、主に借入金の増加によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高368億円(前期比12.5%減)、営業利益11億6,000万円(同35.3%増)、経常利益8億2,000万円(同44.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5億2,000万円(同36.0%増)を見込んでいます。減収増益の予想となっていますが、具体的な要因は明記されていません。
株主還元
2025年3月期の1株当たり配当金は39円で、配当金総額は3億300万円となりました。2026年3月期の配当予想は1株当たり40円で、1円の増配が予定されています。
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