2025年３月期決算短信の要約
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京阪神ビルディング株式会社の2025年3月期決算は、売上高195.84億円(前期比1.4%増)、営業利益49.83億円(同2.0%減)となりました。データセンタービル事業の好調や投資有価証券売却益により、親会社株主に帰属する当期純利益は43.88億円(同15.7%増)と大幅増益を達成しました。次期も増収増益を見込んでおり、引き続き成長が期待されます。
主な事業セグメント
京阪神ビルディング株式会社は、オフィスビル事業、データセンタービル事業、ウインズビル事業、商業施設・物流倉庫等事業を展開しています。主力のデータセンタービル事業は売上高の53.4%を占めています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、売上高が195.84億円(前期比1.4%増)となりました。営業利益は49.83億円(同2.0%減)、経常利益は48.29億円(同0.3%減)と微減となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は43.88億円(同15.7%増)と大幅増益となりました。データセンタービルの賃料収入増加が増収に寄与し、投資有価証券売却益の計上が純利益を押し上げました。
貸借対照表の変化
総資産は1,771.04億円(前期末比6.3%増)となりました。現金及び預金が53.91億円増加し、投資有価証券も50.16億円増加しています。負債は1,007.81億円(同9.9%増)となり、有利子負債が88.23億円増加しました。純資産は763.23億円(同1.9%増)となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは72.94億円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは82.19億円の支出で、主に有形固定資産の取得39.37億円や投資有価証券の取得58.7億円によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは62.58億円の収入となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の連結業績予想は、売上高200億円(前期比2.1%増)、営業利益55億円(同10.4%増)、経常利益53億円(同9.7%増)と過去最高を見込んでいます。親会社株主に帰属する当期純利益は42億円(同4.3%減)と予想されています。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり40円(前期比3円増)となりました。2026年3月期も1株当たり40円の配当を予定しています。配当性向は44.5%から46.3%に上昇する見込みです。
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