2025年３月期 決算短信の要約
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三菱地所の2025年3月期は、主力のコマーシャル不動産事業や住宅事業が好調で、営業収益1兆5,798億円(+5.0%)、営業利益3,092億円(+11.0%)と増収増益を達成。自己資本比率32.1%と財務基盤も強化され、1株当たり配当も43円に増配。2026年3月期もさらなる成長を見込んでいます。
主な事業セグメント
三菱地所株式会社の主な事業セグメントは、コマーシャル不動産事業、丸の内事業、住宅事業、海外事業、投資マネジメント事業、設計監理・不動産サービス事業です。オフィスビル、商業施設、住宅、海外不動産の開発・運営が中心です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の連結業績は、営業収益が1兆5,798億円(前期比+5.0%)、営業利益3,092億円(同+11.0%)、経常利益2,629億円(同+9.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,893億円(同+12.4%)と増収増益となりました。コマーシャル不動産事業や住宅事業が好調で、投資マネジメント事業も回復しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比5.4%増の7兆9,965億円、純資産は4.4%増の2兆7,408億円となりました。自己資本比率は32.1%と0.4ポイント上昇しました。有利子負債は6.4%増の3兆3,386億円となっています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは3,241億円の収入(前期比+5.5%)、投資活動は3,615億円の支出(同-0.1%)、財務活動は128億円の収入(同-87.2%)となりました。設備投資による支出が続く一方、営業キャッシュ・フローは堅調に推移しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期は、営業収益1兆8,500億円(前期比+17.1%)、営業利益3,250億円(同+5.1%)、経常利益2,700億円(同+2.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,950億円(同+3.0%)を見込んでいます。海外事業や投資マネジメント事業の伸長を予想しています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり年間配当金は43円(中間21円、期末22円)で、前期比3円の増配となりました。2026年3月期は46円(中間23円、期末23円)を予定しており、さらに3円の増配を計画しています。
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