2025年３月期 決算短信の要約
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株式会社アサックスの2025年3月期決算は、営業収益75.19億円（前年比11.3%増）、営業利益52.14億円（同9.9%増）と増収増益となりました。営業貸付金残高の増加と平均貸付金利の上昇が主な要因です。自己資本比率は41.5%と健全性を維持しつつ、積極的な事業拡大を進めています。
主な事業セグメント
株式会社アサックスは、不動産担保ローン事業を主要事業としています。信用保証事業や不動産事業も行っていますが、業績への影響は限定的です。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当事業年度の経営成績は、営業収益が前年比11.3%増の75.19億円、営業利益が9.9%増の52.14億円、経常利益が2.2%増の51.74億円、当期純利益が3.0%増の33.86億円となりました。主な要因は、営業貸付金残高の増加と平均貸付金利の上昇による営業貸付金利息の増加です。一方で、金融費用や広告宣伝費も増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は前年比8.0%増の1,182.72億円となりました。主な要因は営業貸付金の7.6%増加です。負債は前年比9.5%増の692.17億円で、主に長期借入金の増加によるものです。純資産は前年比5.9%増の490.54億円となり、自己資本比率は41.5%（前年42.3%）となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは37.42億円の支出となりました。これは主に営業貸付金の増加によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは17.09億円の支出で、主に海外子会社への増資によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは51.8億円の収入となり、主に長期借入金の増加によるものです。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の業績予想は、営業収益80.3億円（前年比6.8%増）、営業利益53.1億円（同1.8%増）、経常利益52.72億円（同1.9%増）、当期純利益34.07億円（同0.6%増）を見込んでいます。主要事業の不動産担保ローン事業では、引き続き良質な貸付債権の積み上げを行う方針です。
株主還元
当期の1株当たり配当金は20円で、配当金総額は6.59億円となりました。次期も1株当たり20円の配当を予定しており、配当性向は19.4%となる見込みです。
注意事項
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