(株)アドバンテッジリスクマネジメントの決算情報

株式会社アドバンテッジリスクマネジメントは、メンタリティマネジメント事業、就業障がい者支援事業、リスクファイナンシング事業の3つのセグメントで事業を展開しています。主にストレスチェックやメンタルヘルスケア、GLTD保険、個人向け保険販売などのサービスを提供しています。

当連結会計年度の売上高は85.54億円(前期比22.2%増)、営業利益は10.22億円(前期比40.9%増)、経常利益は10.23億円(前期比38.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7.44億円(前期比47.2%増)と大幅な増収増益となりました。メンタリティマネジメント事業が好調で、株式会社Mediplatと株式会社フィッツプラスの業績寄与も増収に貢献しています。

総資産は前期比33.3%増の87.24億円となりました。主に吸収分割により取得した事業によりのれんや顧客関連資産等の無形固定資産が増加しました。負債は前期比85.8%増の47.64億円となり、主に新規借入により長期借入金が増加しました。純資産は前期比0.5%減の39.59億円となりました。自己資本比率は44.8%と前期比15.2ポイント低下しています。

営業活動によるキャッシュ・フローは17.05億円の収入(前期比32.0%増)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは22.62億円の支出(前期比138.6%増)となり、主に吸収分割による支出15.01億円が影響しています。財務活動によるキャッシュ・フローは8.6億円の収入(前期は1.82億円の支出)となり、主に長期借入による収入18.22億円によるものです。

2026年3月期の連結業績予想は、売上高99.25億円(前期比16.0%増)、営業利益11.4億円(前期比11.5%増)、経常利益11.4億円(前期比11.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7.8億円(前期比4.8%増)を見込んでいます。フィッツプラス社およびMediplat社の通年寄与効果も含め、売上高は2桁成長を予想しています。

当期の1株当たり配当金は16円(前期比4円増)を予定しています。次期の1株当たり配当金は17円を予想しており、連結配当性向35%以上を念頭に安定した配当を継続的に実施する方針です。