2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社小林洋行の第3四半期決算では、営業収益が35.94億円(前年同期比1.4%増)と微増したものの、利益面では減益となりました。主力の投資・金融サービス業で金融商品取引の手数料は増加しましたが、商品先物取引の手数料が減少。総資産は差入保証金の増加により197.79億円に拡大し、自己資本比率は49.7%となっています。
主な事業セグメント
株式会社小林洋行の主な事業セグメントは、投資・金融サービス業、生活・環境事業、スポーツ施設提供業、不動産業、インターネット広告業です。投資・金融サービス業が主力で、金融商品取引や商品先物取引を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益が35.94億円(前年同期比1.4%増)となりました。一方、営業利益は2.11億円(同32.1%減)、経常利益は2.84億円(同22.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2.45億円(同15.1%減)と減益となりました。主力の投資・金融サービス業では、金融商品取引の受取手数料が増加したものの、商品先物取引の受取手数料が減少しました。
貸借対照表の変化
総資産は前期末比13.09億円増の197.79億円となりました。主な要因は差入保証金の12.03億円増加です。負債は前期末比10.05億円増の99.53億円となり、主に預り証拠金が9.11億円増加しました。純資産は98.26億円となり、自己資本比率は49.7%と前期末の51.6%から低下しています。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、現金及び預金は前期末比7,600万円増加し29.68億円となっています。また、減価償却費は4,400万円(前年同期2,800万円)と増加しています。
今年度、来年度の業績見通しの変化
業績予想は開示されていません。主力事業である投資・金融サービス業の業績が商品市況、株式市況、為替相場等の変動に大きく影響されるため、予想が困難とのことです。代替として、毎月の商品先物取引部門のグループ売買高と四半期ごとの業績速報値を公表する方針です。
株主還元
2025年3月期の配当金については、先行き不透明な経営環境が続くことが予想されるため、現時点では未定とされています。
注意事項
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