2025年3月期 決算短信の要約
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岩井コスモホールディングスの2025年3月期決算は、トレーディング損益の大幅増加により増収増益となりました。営業収益257億5,000万円(前期比7.1%増)、経常利益91億5,000万円(同14.3%増)、当期純利益67億2,500万円(同21.1%増)と、いずれも過去最高または2番目の水準を達成しています。
主な事業セグメント
岩井コスモホールディングス株式会社は、金融商品取引業を中心とする持株会社です。主要子会社の岩井コスモ証券株式会社が中核事業を担っており、証券営業部門を通じて投資家向けサービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当連結会計年度の営業収益は257億5,000万円(前期比7.1%増)、純営業収益は255億1,700万円(同7.3%増)となりました。経常利益は91億5,000万円(同14.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は67億2,500万円(同21.1%増)と、いずれも増収増益となりました。特に、トレーディング損益が134億3,300万円(同26.3%増)と大幅に伸長し、業績を牽引しています。
貸借対照表の変化
総資産は1,854億5,100万円と前期末比10.9%減少しました。主な要因は信用取引資産が94億7,000万円、預託金が93億7,200万円減少したことです。負債は1,177億5,000万円と同16.9%減少し、純資産は677億100万円と同2.0%増加しました。自己資本比率は36.5%と4.6ポイント上昇しています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは31億3,100万円の増加(前期は15億7,900万円の増加)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは6億6,600万円の減少(前期は30億2,000万円の増加)、財務活動によるキャッシュ・フローは28億2,400万円の減少(前期は18億8,600万円の減少)となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
業績予想は開示されていません。ただし、四半期ごとの業績については、合理的な見積りが可能となった時点で開示する方針が示されています。
株主還元
2025年3月期の1株当たり年間配当金は145円(前期比25円増)となる予定です。期末配当は125円、年間配当額はともに過去最高となります。連結ベースの総還元性向は50%以上を維持する方針です。
注意事項
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