2025年3月期第3四半期決算短信の要約
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マネックスグループの当第３四半期連結累計期間は、営業収益が前年同期比20.5％増の555.45億円となりましたが、クリプトアセット事業セグメントでの一過性費用により69.39億円の税引前四半期損失を計上しました。資産合計は7,720.99億円（前期末比1.4％増）となり、現金及び現金同等物は490.88億円（前期末比49.9％減）まで減少しています。
主な事業セグメント
マネックスグループは、金融商品取引業、暗号資産交換業、有価証券の投資事業を主要な事業として、「日本」・「米国」・「クリプトアセット事業」・「投資事業」の４つを報告セグメントとしています。各セグメントは独立した経営単位で、包括的な戦略を立案し事業を展開しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の営業収益は555.45億円（前年同期比20.5％増）となりました。しかし、税引前四半期損失は69.39億円（前年同期は49.18億円の利益）、継続事業からの四半期損失は88.66億円（前年同期は38.45億円の利益）となりました。これは主にクリプトアセット事業セグメントでのCoincheck Group N.V.のDe-SPAC上場に関連する一過性の費用や株式報酬費用の計上が影響しています。
貸借対照表の変化
資産合計は7,720.99億円（前期末比1.4％増）、負債合計は6,447.12億円（同2.6％増）となりました。資本合計は1,273.88億円（同4.3％減）となり、親会社の所有者に帰属する持分は1,254.33億円（同4.8％減）となりました。主な変動要因として、金銭の信託の増加や棚卸資産の増加が資産を押し上げ、受入保証金の増加が負債を増加させました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは33.37億円の収入（前年同期比77.9％減）となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは309.27億円の支出（前年同期は22.09億円の支出）、財務活動によるキャッシュ・フローは230.54億円の支出（前年同期は84.85億円の支出）となりました。結果として、当第３四半期末の現金及び現金同等物は490.88億円（前期末比49.9％減）となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
業績予想については、証券ビジネスなどの事業をグローバルに展開しており、経済環境や相場環境等の影響を大きく受けるため、将来の業績予想は開示していません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は40.2円（うち中間配当15.1円、期末配当25.1円）となっています。期末配当には普通配当15.1円に加え、特別配当10円が含まれています。
注意事項
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