2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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ジャフコ グループ株式会社の当第３四半期連結累計期間は、新規IPOによる株式売却等でキャピタルゲインが増加し、ファンドの成功報酬も増加したことで、売上高253.55億円（前年同期比73.9％増）、営業利益111.71億円（同149.6％増）と大幅な増収増益となりました。投資活動も活発で、当第３四半期の投資実行額は306.08億円（前年同期比17.0％増）となっています。
主な事業セグメント
ジャフコ グループ株式会社は、ファンド運用事業を主な事業としています。ベンチャー投資、バイアウト投資、海外投資（米国・アジア）など、幅広い投資活動を行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の業績は、売上高253.55億円（前年同期比73.9％増）、営業利益111.71億円（同149.6％増）、経常利益121.78億円（同148.7％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益87.11億円（同99.7％増）と大幅な増収増益となりました。新規IPOによる株式売却等でキャピタルゲインが増加し、ファンドの成功報酬も増加しています。
貸借対照表の変化
総資産は1,711.72億円（前期末比3.4％増）、純資産は1,423.25億円（同3.4％増）となりました。投資先の新規IPOや既存上場営業投資有価証券の時価変動により、営業投資有価証券の残高が増加しています。負債は288.47億円（同3.4％増）で、主に未払法人税等の増加によるものです。
キャッシュフローの変化
キャッシュ・フロー計算書の詳細な記載はありませんが、現金及び預金は728.07億円（前期末比7.7％増）となっています。投資活動や営業活動によるキャッシュ・フローが増加したと推測されます。
今年度、来年度の業績見通しの変化
業績予想については、事業特性から国内・海外の株式市場や新規上場市場の影響を強く受け、収益水準の振幅が大きくなるため、合理的な予想が困難であるとしています。そのため、業績予想は行わず、四半期決算及び中間決算の迅速な開示を行う方針です。
株主還元
配当については、前期末株主資本の1.5％を基準とした中間配当を開始しており、当第３四半期では1株当たり32円の中間配当を実施しています。期末配当予想は未確定ですが、年間の配当総額は株主資本の3％と当期純利益の50％のいずれか大きい金額とする方針を維持しています。
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