2025年３月期 第３四半期決算短信の要約
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株式会社オリエントコーポレーションの第3四半期決算では、営業収益が前年同期比8.2%増の1,824億円と伸長しましたが、経常利益は15.8%減の84億円となりました。決済・保証事業等の成長と子会社化効果が収益を押し上げる一方、経費増加や金利上昇が利益を圧迫しています。
主な事業セグメント
株式会社オリエントコーポレーションの主な事業セグメントは、決済・保証事業、海外事業、カード・融資事業、個品割賦事業、銀行保証事業です。これらのセグメントを通じて、多様な金融サービスを提供しています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
当第３四半期連結累計期間の営業収益は前年同期比8.2%増の1,824億円となりました。これは主に決済・保証事業等の伸長と連結子会社化した3社の収益貢献によるものです。一方、経常利益は前年同期比15.8%減の84億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は11.5%減の102億円となりました。利益減少の主因は、連結子会社化による一般経費増加や金利上昇による金融費用増加です。
貸借対照表の変化
資産合計は前連結会計年度末比6.1%減の2兆9,554億円となりました。これは主に有利子負債の返済に伴う現金及び預金の減少によるものです。負債合計は6.6%減の2兆7,112億円となり、主に有利子負債が減少しました。純資産は0.6%減の2,442億円となり、主に配当金の支払いによるものです。自己資本比率は前連結会計年度末の7.6%から8.0%に改善しました。
キャッシュフローの変化
キャッシュフローの詳細な記載はありませんが、有利子負債の返済に伴う現金及び預金の減少が報告されています。これは財務活動によるキャッシュフローの減少を示唆しています。また、営業活動や投資活動によるキャッシュフローの具体的な変化は明記されていません。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期の連結業績予想は、営業収益2,495億円（前期比8.9%増）、営業利益120億円（同25.6%減）、経常利益120億円（同25.6%減）、親会社株主に帰属する当期純利益120億円（同4.5%減）を見込んでいます。この予想は2024年10月31日に公表されたものから変更はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は1株当たり40円で、前期と同額を維持する予定です。配当総額や配当性向に関する具体的な記載はありません。
注意事項
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