イオンフィナンシャルサービス(株)の決算情報

イオンフィナンシャルサービス株式会社は、クレジットカード、個人向けローン、銀行業、保険業などの金融サービスを国内外で展開しています。主な事業セグメントは国内のリテールとソリューション、国際の中華圏、メコン圏、マレー圏です。

当連結会計年度の連結営業収益は5,332億6,200万円(前期比109.8%)、連結営業利益は614億8,500万円(前期比122.8%)、連結経常利益は625億5,400万円(前期比122.2%)と増収増益となりました。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は195億2,700万円(前期比93.4%)と減益となりました。これは主に、クレジットカードの不正利用による特別損失99億4,500万円の計上が影響しています。

総資産は前期末比8,148億300万円増の7兆7,603億7,500万円となりました。これは主に、貸出金が4,014億700万円増加したことによります。負債は前期末比7,994億7,100万円増の7兆1,707億2,600万円となりました。これは主に、預金が6,678億7,800万円増加したことによります。純資産は前期末比153億3,200万円増の5,896億4,900万円となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは3,473億3,700万円の収入となりました。これは主に、銀行業における預金残高の増加によるものです。投資活動によるキャッシュ・フローは1,584億7,900万円の支出となりました。これは主に、有価証券の取得による支出が売却・償還による収入を上回ったことによります。財務活動によるキャッシュ・フローは199億1,900万円の支出となりました。これは主に、配当金の支払によるものです。

2026年2月期の連結業績予想は、営業収益5,700億円(前期比106.9%)、営業利益570億円(前期比92.7%)、経常利益570億円(前期比91.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益210億円(前期比107.5%)を見込んでいます。営業利益は減益予想ですが、営業収益と親会社株主に帰属する当期純利益は増加を見込んでいます。

当期の1株当たり配当金は、中間配当25円、期末配当28円の年間53円を予定しています。次期の配当予想も同様に年間53円(中間25円、期末28円)を予定しています。