2025年3月期 決算短信の要約
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大光銀行の2025年3月期決算は、経常収益224億3,600万円（前期比2.1%増）、経常利益38億9,100万円（同18.4%増）、親会社株主に帰属する当期純利益24億9,500万円（同45.3%増）と大幅な増益となりました。貸出金や預金も順調に増加し、自己資本比率も8.6%台と健全性を維持しています。2026年3月期も増収増益を予想しており、さらなる成長が期待されます。
主な事業セグメント
大光銀行の主な事業セグメントは銀行業です。銀行業務を中心に、クレジットカード業務等も行っていますが、銀行業以外の重要性は乏しいとされています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
2025年3月期の経常収益は前年同期比2.1%増の224億3,600万円となりました。経常利益は18.4%増の38億9,100万円、親会社株主に帰属する当期純利益は45.3%増の24億9,500万円と大幅に増加しました。資金運用収益の増加や役務取引等収益の増加が増益に寄与しています。コア業務純益（除く投資信託解約損益）も前年同期比6億3,500万円増加の55億100万円となりました。
貸借対照表の変化
貸借対照表では、総資産が前年同期比3.3%増の1兆6,788億1,200万円となりました。貸出金は1.9%増の1兆1,709億100万円、預金等は2.1%増の1兆4,692億8,500万円と順調に増加しています。一方、純資産は3.3%減の755億2,200万円となりました。自己資本比率（国内基準）は単体で8.56%、連結で8.60%と規制値を大きく上回っています。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは、預金等の増加などにより409億3,100万円の流入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは有価証券の売却・償還などにより8億4,600万円の流入、財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払などにより6億4,900万円の流出となりました。この結果、現金及び現金同等物の期末残高は前期末比411億2,800万円増加し1,271億300万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2026年3月期の業績予想は、経常収益が238億2,000万円（前期比6.1%増）、経常利益が40億3,000万円（同3.5%増）、親会社株主に帰属する当期純利益が26億円（同4.2%増）と増収増益を見込んでいます。単体でも同様に増収増益を予想しており、引き続き堅調な業績が期待されます。
株主還元
2025年3月期の年間配当金は1株当たり65円（中間30円、期末35円）となり、前期比15円の増配となりました。2026年3月期は年間70円（中間35円、期末35円）とさらなる増配を予定しています。配当性向は24.8%から25.6%へ上昇する見込みです。
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