2025年3月期 第3四半期決算短信の要約
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高知銀行の2025年3月期第3四半期決算では、経常収益が増加したものの、経常利益と純利益は減少しました。総資産は微増、純資産は減少し、預金等と貸出金も減少しました。有価証券は増加し、自己資本比率は8.59%と前年同期比で改善しています。
主な事業セグメント
高知銀行の主な事業セグメントは銀行業、リース業、クレジットカード業です。銀行業が中心で、地域金融機関として預金・貸出・為替業務などを行っています。
当決算における事業や経営成績の主な変化
経常収益は前年同期比4億9,700万円増加の177億7,500万円となりました。一方、経常費用は6億4,900万円増加の157億8,100万円となりました。この結果、経常利益は前年同期比1億5,100万円減少の19億9,400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億2,000万円減少の13億2,600万円となりました。国債等債券売却益の増加があったものの、国債等債券償還損の増加などが影響しています。
貸借対照表の変化
総資産は前連結会計年度末比0.4%増の1兆1,470億円となりました。純資産は4.9%減少し589億円となりました。預金等は0.2%減の1兆261億円、貸出金は0.7%減の7,418億円となりました。有価証券は5.4%増加し3,151億円となりました。
キャッシュフローの変化
営業活動によるキャッシュ・フローは、預金等の減少や貸出金の減少が見られました。投資活動では、有価証券の取得による支出が増加しました。財務活動では、借用金が増加しました。全体として、現金預け金は前連結会計年度末比11.2%減少し572億5,900万円となりました。
今年度、来年度の業績見通しの変化
2025年3月期通期の連結業績予想は、経常利益12億円（前期比38.5%減）、親会社株主に帰属する当期純利益8億円（同36.0%減）を見込んでいます。地域の景気動向等により大きく変動する可能性があるため、2024年5月10日公表の業績予想から変更はありません。
株主還元
2025年3月期の年間配当金予想は、普通株式1株当たり25円（中間配当10円、期末配当15円）を予定しています。第2種優先株式については、年間175円（中間87.5円、期末87.5円）の配当を予定しています。
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